「病気の9割は歩くだけで治る」
「認知症は歩くだけで治る」
と、書いて
しきりに「歩くこと」を
すすめる人がいる。
中には、1日10,000歩、歩けば、
全ての病が改善する、
と言う極端な人もいる。
確かにそういう人もいるのは事実。
しかし、毎日患者さんを診ている限り
残念ながら、そうじゃない人の方が
多いのではないかと経験的に思う。
じゃ~歩くことで元気になる人は
どんな特徴を持っているのか?
反対に、歩くことで具合が
悪くなる人はどんな傾向を
持っているのか?
そんな時は、この世の中で
一番元気な人と
そうでない人を比べると
非常にわかりやすい。
つまり、両極端を
比較してみるということ。
園児と老人を比べてみるということ。
園児;歩く時に腕を振ったりしない
老人:歩く時に腕を振る
これだけでも
歩いてはいけない人が
どんな人かわかると思うが、、、
どうだろうか?
しかし、マスコミは、
「歩けば元気になれる」と
信じ込ませたいために
何年か前に流行った
●●式ウォーキングや
ノルデックウォーキングを
5年周期ぐらいで盛んに推奨している。
あなた「でも、鈴木さん、歩く時には
腕を振りましょうと、マスコミや
健康雑誌は言っていますよ」
鈴木「あんなのは物を売りたいがために
やっていることですよ」
でも、そのブームの陰で
体を壊している人がいる。
表には出てこないけれど、、、
誤解しないで欲しいのだが
「歩くこと」自体はとてもいいことだ。
しかし、歩いてはいけない人がいるのです。
あなた「どんな人ですか?」
鈴木「歩く時に腕を振らないと
・歩けない人
・歩きにくい人
また、歩いていて後で節々が痛くなる人は
基本的に歩いてはいけないのです」
あなた「そうなんですか、、、」
鈴木「何事も自分に合っているかが
大事な要素なのですよ。
自分の体(本能)と相談して、、、
ほどほどということですね」
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