-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]

神奈川県横浜市保土ヶ谷区西谷町766-4ルミエール1階

05.20 『孤狼の血』ー仁義なき戦いのリメイク

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先日、『孤狼の血』を観た。
 
 
何といっても「広島弁」やね。
 
これに尽きる。
 
 
やくざ映画を観終わると
無意識にがに股になり
両肩がいかり肩になるので「要注意」ですね。(苦笑)
 
 
 
 
さて、いつも通りに
予告篇を貼っておくので
 
まずは見て大まかなストーリーを
頭に入れて下さいね。 
 
 
 
 
 
 
続いて
 
 
【スタッフ】
 
監督:白石和彌 
「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」
 
 
 
原作:柚月裕子
 
 
この骨太の作品を書いたのは女性です。
 
この方、2018年読者大賞ノミネート作品
『盤上の向日葵』も書いています。
 
乞うご期待の作家です。
 
 
 
 
続いて
 
 
 
【キャスト】
 
大上章吾:役所広司
 
日岡秀一:松坂桃李
 
嵯峨大輔:滝藤賢一
 
高坂隆文:中村獅童
 
五十子正平:石橋蓮司
 
 
 
舞台は、広島県の架空都市である呉原だ。
 
どう見ても「呉」だと思うが、、、
 
 
 
・ここで警察組織について説明をしておく。
 
役所広司演じる大上章吾。
階級は、下から2番目の巡査部長。
 
松坂桃李演じる日岡秀一。
広島大学出身の警察官。だから学士さま。
当然、将来は、県警本部の幹部になる予定。
 
上司である、滝藤賢一演じる
県警本部監察官に命じられて
大上章吾を内偵する役どころだ。
 
監察官は、警察の中の警察。
警察官を取り締まる部署。
 
そこのトップともなれば
警視の階級だ。
 
 
ちなみに、
 
階級は、下から
 
 
巡査→巡査部長→警部補→警部→警視
 
 
 
呉原西署は、所轄とよばれる、出先機関。
 
本部は、広島市にある広島県警察本部。
 
所属は、マル暴。昔は捜査4課。
今は、組織変更になり名称が違う
 
 
 
 
・この映画では、やくざが現職警官である
大上章吾を殺害した設定だが、これはありえないこと。
 
やくざは、どんなことがあっても
現職警察官には手を出さない。
 
なぜなら、「お上」がメンツをかけて
その暴力団をつぶしにかかるからだ。
 
 
 
 
・大上章吾演じる役所広司。
 
この人、どんな役をやらせてもうまい。
 
汚職まみれの悪徳警官の役だが
タバコの吸い方、タバコの銘柄
広島弁の使い方、下卑た物言い、しぐさ
 
 
とてもいい。脱帽した。
 
 
 
 
・日岡秀一演じる松坂桃李。
 
映画で、「いい人」を演じるほど
難しいことはないという。
 
でも、後半になるにつけて
上司を脅かしにかかる顔はいい。
 
 
 
 
・県警本部監察官演じる滝藤賢一。
 
こういう「小狡い」役をやらせると
この人はめちゃくちゃうまい。
 
だから、映画にもよく出ている。
 
 
 
 
 
・新聞記者演じる中村獅童
 
ちょい役なのに、存在感が凄い。
オジサンである萬屋錦之助に
ますます似てきた。
 
いい俳優だ
 
 
 
 
・とぼけた暴力団幹部演じる石橋蓮司
 
このとぼけた味は年季が入っている。
 
 
 
 
 
 
 
追伸
日頃、ストレスまみれで
にっちもさっちも行っていない方は
 
ぜひ、観るべきだ。
 
 
気分がすっきりすることは
鈴木が保証する。
 
 
 
 
 
 
 
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