今の世の中の風潮として
「知る権利」ばかりを行使して
情報を追いかけているように思うのは、
ひねくれた考えを持つ
鈴木だけだろうか?
それとも、「おやじ化した」
鈴木の勝手な思い込みなのだろうか?
と、思っていた矢先に
自分の道場で、こんなことがあった。
仮に、Kさん夫妻としておく。
「Kさん、それにしても、
電車に乗ると、10人に9人が
スマホを取りだしていますよね」
「そうですよね。
あれって、けっこう不気味ですよね」
「(同感)そう、思うなぁ~。
この前、横に座った方が
スマホじゃなくて、タブロイドを使っていたので
その画面が、ちょっと見えたのですが、、、
インストールされている
アプリの数は、画面いっぱいでした。
ほんとは、覗いちゃいけないけど」
「若い人も、そうですが、、、
かなり年配で身なりも
きちんとしていらっしゃる方も
ゲームをしている、、、」
そこへ、Kさんのご主人
「でも、そうとばかり
言ってはいられませんよ」
「・・・どういうことですか?」
「昔は、電車の中では、
新聞や文庫本を
開いている方が多かったですよね、、、」
「そうですね、、、」
「それが、アプリのおかげで
身近に、見ることができるように
なったからと、いうのも、
あると思いますよ、、、」
「・・・・・・」
(そういう見方があるか、、、)
確かに、スマホのアプリの発達のおかげで、
新聞、サイト、漫画、動画が
見れるようになったものなぁ~
これには、、、納得した。
(確かに、鈴木の見方は、
偏見に偏っている嫌いがあるなぁ~)と。
追伸
こういう具合に、立場を変えれば
「見えてくる視点」も変わってくる。
鈴木が「いい」と思っている事でも
そうではない、という一面もある。
整体的にこの状況をみると
この鈴木のような硬直した考えは
「腰の弾力の硬さ」から
来ることが多いのです。
腰の強ばりは、回りまわって
脳の血流の流れの悪さを
引き起こします。
すると、脳も自然に強ばる。
つまり、物の見方が
一辺倒になるのですね。
その晩から、腰を緩める体操を
日頃の体操に追加したことを
報告しておきます。
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