ある男性。
年齢は、60代より上としておく。
施術中に、
「先生、このごろ足の先が
いつも冷たく感じるのですが、、、
なぜですかね?」
「2つの理由が考えられます」
※当然、他にもいろいろと
理由はありますが、、、
「ここ」では、あえて
2つに絞って言っていることに注意。
当然、薬を服用しているか
どうかは確認済みです。
「ほう、、、」
「1つは、血圧降下剤によるもの。
もう1つは、糖尿病によるもの。
どちらかで思い当たるところは
おありでしょか?」
「糖尿病の気はない。
けど、血圧を下げる薬は
飲んでいるなぁ~」
「そうですか。
血圧を下げる薬は
長く飲んでいるのですか?」
「長い。
けど、一時期、止めたことがあった。
お医者さんが、止めていいと
言ったからね」
「止めていた時期は、
足先が冷たかったですか?」
「・・・・・・
そういえば、そう感じなかったね」
「なら、それが、原因ではないですか?」
「先生のところで何とかなりますか?」
「薬のことに関しては
いいアドバイスができません。
今度、お医者さんへ行った時に
相談してみるのが、いいと思います」
「そうですか。
今度、医者に行った時に聞いてみるよ」
「ぜひ、そうして下さい」
追伸
鈴木は、医者じゃないので
薬の服用に関して
助言はいっさいできません。
だから、こういった対応になるのです。
しかし、お体を拝見すると、、、
・薬の服用の頻度は肝臓の箇所を
診るとだいだいわかるし、、、
・足先に血流を飛ばすには
心臓がしっかりと働いて
いないといけないのに、、、
この方は、残念ながら、
そうはなっていないのです。
指導(=言うこと)の一環では、
薬の「服用」に関しては
何も言うことができません。
しかし、施術の中で、
それらを調整し
改善せしめることはできるのです。
つまり、この方の場合
肝臓と関係ある箇所(=胸椎9番の右)
心臓と関係ある箇所(=胸椎4番の左)
に、適切な「刺激」を入れることで
服薬と同じような結果を
引きだすことができるのです。
関連記事
- 2017.02.15
黒田博樹は自慢の速球を捨てて本当のプロになった - 2017.07.01
風邪を引けない方 - 2019.12.29
こどもの詩 - 2017.06.14
響き(ひびき)手帳 - 2020.02.09
鈴木君、それは難しく考えすぎだ - 2020.01.30
ミニスカートの女子高校生が元気な理由