鈴木です、
私は以前から「天才」は果てしない
「努力」の賜物によって作られると
ブログで書いてきたのはご存知のとおり。
あの「天才」の同意語である
モーツァルトでさえ
5歳からの父親の献身的な教育と
アマデウス少年の必死の努力で
「天才」になりえたと、書いたのだが、、、
2014年6月アメリカのミシガン大学の研究で
新しい学説が発表された。
それは、
「すぐれた音楽家は、その技能を獲得するために
必要な長時間の練習ができるよう
遺伝子にプログラムされている」
『Psychonomic Bulletin & Review』
※この論文は、音楽家を対象にした
研究とのこと。
「どういうことですか?鈴木さん」
今から説明しますね、、、
・音楽やスポーツなどの
専門的技術の発達については、
これまでにも「生まれ(遺伝)か育ち(環境)か」と
いう論争が繰り広げられてきた。
・最近は「遺伝と環境が
相互に関連している」とする説が有力
・何事も10,000時間
続けられればものになる
・剣豪である宮本武蔵が言う
修行30年でひとかどになる
・柔道家:木村政彦の
「3倍努力」は有名
だったのだが、、、
今回のミシガン大の発表した研究では
音楽家に特化したものであるが
あらゆる職人、画家、プロスポーツ、といった
超絶スキルを持つ人たちに共通している
「努力」について
こんな研究結果を導き出しているのだ。
それは、
「努力」さえも遺伝の影響を
受けているということだ。
「鈴木さん、よくわからないですけど?」
つまり、成功の目安となる10,000時間。
おもしろくない、基礎的な努力を
毎日、黙々と、着実にやり続ける能力も
後天的に得られる訓練のたまものというよりも
その子が先天的に持つ遺伝子の有無。
要するに、「努力」をし続けるように
生まれつき遺伝子に書きこまれている。
と、いうこと。
「それなら、もともと遺伝子に
書き込まれていない人は、
どうしたらいいのですか?」
「はい!」
それが、今日の結論になるのです。
・あなたが飽きもせず
やり続けることができるもの
を、まず探し出してください。
「きっと、それは好きなことでよね」
「はい」
「それをやっていると時間が
アッと言う間に過ぎますね」
「はい」
「それが、あなたの才能なのです」
「天からのあなたへの贈り物であり
あなたの使命なのです」
追伸
昔から言われているように
「好きなことをやれ!」ということです。(^^♪
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