40代の女性。
両方の鎖骨を観察する。
すると、右の鎖骨の外側に
違和感を感じる。
しかし、左側の鎖骨には、
その違和感を感じない。
ここで言う違和感とは、
手を置いてみた瞬間に
呼吸が制御される感じ。
・右側の鎖骨をさわると「ウっ」となる
・左側の鎖骨をさわると「ウっ」とならない
勘では、この右側がおかしい。
こんな時、生きている体は
異常の判別にとても便利だ。
相手の体(=生命)が教えてくれるのだから
その後、念のため、
鎖骨の下がり、硬さを確認する。
どうやら間違いないようだ。
今日の操法は、この部位が
変化することだけを考えればよい。
関係する箇所を、何箇所か調整する。
そして、最後に後頭部を締める。
通常なら、腰と関係が
深い箇所を締めるのが鉄則だが
どうも、手ごたえがない。
仕方なく、その下の箇所を締める。
この箇所は仙骨と関係が深い。
すると、、、
追伸
右側の後頭部が内に締まりにくい。
よくみると、右手の薬指に
当たる箇所が内に入るのを邪魔している。
そこで、右手の薬指の延長線にある
「右の歯の調子はどうですか?」と、聞く。
「・・・・・・」
(読みが外れたかな、、、)(苦笑)
すると、5秒後に、
「確かに、右の歯に違和感がありました」
「虫歯ではない感じのですよね」
「そうです」
「どうやら、そうみたいですね。
外れないでよかった」
関連記事
- 2020.09.06
まっ平なベッドは苦しい - 2018.03.12
首のヘルニアが増えているらしい - 2021.10.03
歯間ブラシと整体の共通点 - 2021.01.13
噛み合わせのトラブル - 2019.11.29
口が開いている人 - 2019.03.17
鈴木の耐え難い屈辱