と、言っても、、、
一番初めにさわる箇所は
患者さんが訴えている場所。
この方の場合なら左肩だ。
※これには意味があります
左肩が張っている箇所の中の
穴ぼこに手を入れる。
※この穴ぼこの中に
痛みを起こしている原因がある。
そして、その箇所こそ
患者さんと一体になれる
唯一の場所でもあるのです。
触れたまま、、、
「ずいぶん強ばっていますね?」
「そうなんです。
1週間ほど前から辛くて」
すると、
その箇所がちょっと緩むのです。
※なぜかと言えば?
そこが、さわってほしい箇所だから。
昔のことわざに、、、
「己を知ってくれるものには
生命をあげてもいい」
と、言うのがあります。
つまり、
自分が異常だと思うところに
鈴木の手がいくだけで
本当の信頼関係が生まれるのです。
その後は、なぜ?
この箇所に急所が出たのか?
お体を拝見しながら
本当に調整するべき所を
見つけていくのです。
この方の場合
・胸椎6番
・胸椎12番
・腰椎5番
普通、肩こりは腰椎1番、2番に
出ているのですが、、、
そこには出ていない。
お腹は、胃と関係が深い
箇所に出ていました。
※へその上の左斜めに
硬直がありました。
その後、胸椎12番を
親指で押さえながら
四指で、お腹を抱えました。
追伸
すると、あれほど強ばっていた
左の肩の強ばりは
半分ほどになっていました。
その後は、、、
後頭部をちょっと上げて
締めておきます。
「今日は、胃のところが
ちょっと硬かったですね」
「実は、胃が調子悪かったのです」
「そうでしたか」
「でも、今は楽になりました」
「それは良かったですね」
「はいっ」
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