ある日の井本整体の
プロ講座での事。
講師の先生から
「今日は、
模擬操法をしてみましょう」
と、言うことで、、、
ある女性の方と組んだ。
操法が一通り終わったところで
その方からこう言われた。
「鈴木先生は、
着手の段階で
その後の操法を
組み立てているのですか?」と。
「はいっ、組み立てています」
「短時間で、それが可能ですか?」
「初めは無理ですよ。(苦笑)
経験を積み重ねることによって
段々とわかってくるのです。
でも、そのヒントは
井本先生がすでに
教えて下さっているのです。
だから、、、
今日、鈴木が
●●さんに行った操法は
先生からみれば
「それは鈴木、違うだろう」、と
おっしゃるにちがいありません。(涙)
でもね、、、
今、やれることを
することしか鈴木には出来ない。
しかし、硬結、圧痛点を
しっかりと捉え
相手の呼吸を捉え
「大きい呼吸」を
誘導することができ
終わった後に
首が緩んでいれば
必ず、体は変化する。
必ずです。
そんなことを17年間の臨床で
確認してきました。
追伸
プロ講座の生徒らしい
難しい質問だ。
安易に答えることはできない。
ただ、鈴木が言えるのは
体を変える材料は
患者さんの中にある。
そして、それは
「要求」「気」「気配」などの形で
表現されることが多いのです。
ですから、整体指導者は
「手」に気持ちを込めて
集中するのです。
そして、瞬間、瞬間に
患者さんから発せられる
「要求」「気」「気配」を
感じ取っていくのです。
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