初めてよしみ整体に訪れる方に
必ずといっていいほど
聞かれるのが、、、この文言。
「先生、以前、●●で脚の長さが
左右で5センチも違う。
これは異常です。
だから、骨盤調整が必要です。
と、言われたんですが、、、
私って、そんなに左右、違いますか?
ホントに骨盤調整しなくちゃ
いけないんですか?
心配なんです(-_-;)、、、」
と。
「左右、それぐらい違うのは
別に不思議でもないですよ、、、
交通事故とか、大きなケガで
狂っている方は別ですが。
普通に日常生活を
なさっている方であれば
左右差5センチぐらいでは
問題ない範囲だと思います。
そもそも短くなっている脚の方は
通常、重心側です。
立っている時に無意識に
よっかかっている側です。
そちら側の脚には、
本人の自覚なく重心が
たえずかかっています。
そのために、股関節に脚が
食い込んでいるので
短く見えるのです」
と、言って
患者さんの短い側の脚を
グイッと引っ張ると
一瞬で、脚の長さは揃います。
なぜなら、
脚である大腿骨の先の骨頭は
強度を増すために少し内側に
湾曲しています。
その骨頭が股関節に精妙な角度で
入っているのです。
そして、その周りを股関節のミゾから
大腿骨頭が外れないように
幾重にもあらゆる角度から
筋肉が覆いかぶさっています。
だから、
脚をある角度で正確に引っ張ると
股関節と大腿骨頭の間のすきまが
空くのです。
股関節のすき間を空けると
脚の長さは揃うのです。
たったこれだけのことで
脚の長さの左右差は揃ってしまうのです。
これを骨盤調整というのであれば
そうなのでしょうけど、、、
そんなに大げさに言わなくても
サッとやってしまえばいいわけです。
それを大げさに言うのは
患者さんを不安にさせるだけの
ことではないかと思うのですが、、、
いろいろ考え方もあるし、、、
まぁ~、これぐらいにしておきます。
追伸
勘のいい方はこの文章を
読んでお分かりだと思いますが、
ただ引っ張るだけなんです、と
書いていますが
「簡単」とは言っていません。
やってみるとわかりますが
脚を引っ張るのは難しいです。
そして、
この脚を引っ張る時の
・角度
・間合い
これこそが井本整体の技術なのです。
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