朝は、ジョギングから始まり、
60分のテニスレッスン。
ジムでウェイトトレーニング、
300ポンド(136.08kg)の
サンドバッグでパンチ練習、
縄跳び、自転車漕ぎ。
さらにプールに飛び込み、
肺活量を鍛えるために
潜水で何往復も入れる
トレーニングも実行。
ここまで終えてから休憩
⇒世界選手権の練習を開始した。
さて、この男性は誰でしょう?
(朝からハードな練習ですね)
(総合格闘家?でも、総合格闘技に
世界選手権なんかあったかな?)
(ん~ん、わからないなぁ、、、)
朝からこんなハードな練習を
しているのはボビー・フィッシャーです。
(聞いたことある名前だな。
誰だっけ?)
はぃ、チェスの世界チャンピオンですね。
あの西洋式将棋のチェスです。
「頭を使う」ということは
「体力」を使うのです。
整体の場合、「頭」というより
「集中力」ですね。
呼吸の合間に浮かんでくる圧痛点やら
硬結を取らなくてはいけませんので、、、
そういう面では、一緒かもしれません。
「鈴木さん、何を言ってるの
かわかりませんよ?」
そうですよね。
どういうことかというと、
息を吐く時には無意識に
緊張が取れるから
中からその人の急所が出てきます。
※これを捉えると
悪いところによく響きます。
そして、体が改善の道を
歩み始めるのです。
が、さわり方を間違えると
患者さんは無意識に緊張して
急所を隠してしまいます。
すると、後は何をやってもダメなわけで、、、
つまり、いかに患者さんを
リラックスさせるかと
いうところがキモになるのですが、
これが難しい。
頭ではすぐに理解できます。
「相手を緊張させなければいい」
が、実際にやってみると (涙)ですよ。
「知っていること」と
「できること」には大きな隔たりがある
と、いうことですね。
鈴木が、未だに井本整体の本部まで通って
研鑽を続けているのも
ここらへんのところを
勉強に行っているのです。
鈴木も、このチェスのチャンピオンのように
こんなハードなトレーニングはしていませんが
暇さえあれば体をストレッチして
自分の体がいつでもリラックスするように
訓練しています。
何をやるにしても(頭をつかう仕事)
体が元気でいるから出きるわけで
いかに頭や知性が、肉体の健康の基礎の上に
成り立っているかがわかると思います。
だから、仕事で悩んでいる方、
何かとうまくいかない方は
そっちの方ばかりに
フォーカスするのではなく
体をゆるめることから始めることを
オススメしますね。
ではでは。
関連記事
- 2020.06.13
ペスト禍がもたらしたニュートンの創造的休暇 - 2019.07.25
楽でないことは続かない - 2018.10.23
仕事ができない人は「精神論」に走る - 2017.07.22
甘く感じる時は体調が悪い - 2017.09.18
イライラママを持つと息子はつらいよ - 2019.03.08
病人の眠り