今日のブログは昨日の続き。
【注意】
かなり生々しい話なので
苛酷な現実から目をそらしたい方は
読まないでください!
昨日のブログでは、
鈴木の自動車保険の契約者の車が
横断歩道上で相手と
接触していないのに相手は倒れた。
その時は
「大丈夫です」と、言っていた。
だが、
1週間したら急に「痛い」と言い出し、、、
あれよこれよという間に
1年後、裁判沙汰になった、
という話をした。
事故当時は、
(あぁ~この事故は
1月ほどで示談で終わりのケースだな)
と、タカをくくっていた鈴木だったのだが、、、
そうはならずに
この方は、1年あまりにわたって
会社を休んだ。
その間、保険会社からは
「休業補償」が支払われた。
大体、その方の給料と同額。
契約者は、事あるごとに
鈴木に事故処理の進展具合を聞いてくる。
と、いうのも
相手の方が契約者に
頻繁に連絡してくるらしい。
契約者「鈴木さん、あれからあの事故
どうなっていますか?」
鈴木「最終的な示談まで進まず
休業補償を支払っています」
契約者「えっ、まだですか。
鈴木さん、あいつとは
ぶつかっていないんだよ。
なのに、、、なんで」
鈴木「あなたの気持はわかるけど
横断歩道上で起きたら車の事故の場合
車の側が100%悪いんだよ。
法律がそうなっているんです」
※ちなみにこの契約者は友人です。
契約者「・・・・・・、わかった。
でも、鈴木よ。
あいつから二度と連絡よこさない、
ように言ってくれ」
鈴木「連絡が来るんですか?」
契約者「来るよ」
それを聞いた鈴木は、
彼から保険会社への白紙委任状を取った。
被害者は直接、加害者に電話しない。
連絡する時は必ず、保険会社を通す、
といった内容のもの。
それを破れば法的処置をしますよ。と。
その後、いっさい連絡は来なかった
と、いうから法律の効き目は凄いな、と。
そして、事故から1年後
保険会社も「あまりにも非常識すぎる」と判断して
休業補償を打ち切ろうと相手に伝えたら、、、
それっぽい人が、母親の友人なのだがと、
言って出てきた。
「示談屋」です。
そこで、保険会社は
この方が休む必要がある、
理由を示してくれる方に
お会いして、その所見を確認しようと、、、
彼の主治医ですね、、、
本来なら、同席不可なのだが
その人身事故担当者は
担当者「鈴木君もそのドクターに会ってみるか?」
と、聞いてくれたので「はいっ」と答えた。
※当時、鈴木が26歳だったので
「現場を教えてやろう」と
親心を出してくれたのだと思う。
そして、主治医にお会いした。
そのドクターは川崎の病院所属だったからなのか
よくわからないが、、、
面会料:30分 5,000円
を、その担当者は支払ったらしい。
鈴木「お金を払わないと面会できないのですか?」
担当者「そうだよ。まぁ~妥当な金額だね」
※これには絶句した記憶がある。
世の中、金なのか、、、と。
そのお医者さんが言うには
お医者さん「彼は、突発性てんかん症ですね」
担当者「よくわかりませんが、、、」
お医者さん「医学的には何も問題はない。
しかし、本人が痛いと言っている以上は、、、
まぁ~痛いんでしょう。
てんかんを押さえる薬を出すと
経過がいいみたいなので。
そう判断しています」
その後、保険会社も顧問弁護士を立てて
相手と裁判になりました。
それから、しばらくして
鈴木のところへ保険会社から
支払い通知書が来ました。
示談金¥6,000,000
追伸
その後、事故直後、
大丈夫ですと言った
彼の消息は知りません。
また、この加害者である友人には
その後、刑事罰、免許取り消しといった
行政罰が下されなかったことを
ここで書き記しておく。
彼の名誉のために。
追伸2
書きながら、(この話ははちょっとまずいかな)と、、、
この話を削除しようかと、思ったが、、、
考えた上で、載せることにする。
あなたが、この話を聞いて
どう思うか?
あなたの判断に任せよう。
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