井本整体お盆セミナー3日めのこと。
井本整体道場生ではないけど
特別セミナーに20年近く
参加されている方がいらっしゃる。
セミナーのたびに
その方を見かけると
(いつも、凄いなぁ~)と思う。
その方が、セミナー3日めの午前中。
「鈴木さん、体操を教えてくれ」と言う。
※こんなこと初めてじゃないかと
ちょっとびっくりした。
それで、聞いてみると、、、
人体力学体操は難しいと言う。
(ポイントを理解していないと
難しい側面があるかもしれないなぁ~)
そこで、どんなふうに
人体力学体操をしているかを
まずは、見せてもらった。
やってもらったのは
肋骨挙上体操。
形は問題ない。
ただ、人体力学体操をする前から
体が緊張をしている。
体が緊張していると
伸ばしたい箇所が伸びない。
つまり、人体力学体操をする前は
体の力が完全に「抜けきっている」方がいい。
肋骨挙上体操では、
手を上げる前に、
腰の力を完全に抜いた状態にすることが
最も重要なのだ。
「腰の位置はここがいい」と、言うと
「こんなにゆるゆるでいいの?」
「そう、ゆるゆるの方がいい。
その状態から腕を上げていくが
あなたの場合は、体が硬めなので
ゆっくり上げずに一気に持ち上げる」
「こんなに速く上げるの?」
「そう、こんなに速く上げる。
すると、引っかかる感じが
掴みやすい。
引っかかったら、
今度は反対にゆっくりやる」
「・・・・・・」
この間、10秒ぐらいか、、、
一気に挙上しているので
この10秒が「長く」感じる。
追伸
そして、最後に、
そこから一伸びさせる。
これが、人体力学体操の「決め技」。
この時には、完全に
呼吸が制御されている。
3秒か4秒、、、
5秒は長すぎる。
そして、手を離していく。
大きい呼吸になる。
その大きい呼吸とともに
自らの力で肋骨を上げるのです。
要点
だから、人体力学体操は
長くても30秒前後で終了する。
それ以上、長いのは
決まっていない。
とにかく、楽に行うことが重要。
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