-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]

神奈川県横浜市保土ヶ谷区西谷町766-4ルミエール1階

03.21 『15時17分、パリ行き』 事件に直面した「本物の3人」が演じる究極のリアリティ

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先日、『15時17分、パリ行き 』を観た。
 
予想以上に「良かった」。( ^^) _U~~
 
 
 
前回の『ハドソン川の奇跡』もよかったが
今回の映画も、妙な演出やてらいがなく
淡々と物型が進んでいく。
 
そっちの方が、かえって
「本物」らしく感じらる。
 
 
つまり、真実の物語はいつの時でも
作り物のドラマより
力があると、いうことだろう。
 
 
使われていたBGMも
ジャズ好きな C・イーストウッド監督らしく
 
しっとりとしていてなかなか
映画に合っているように感じた。
 
 
 
その中でも一番驚いたのが、
 
主人公の子ども時代以外は、
プロの俳優ではなく、当人が演じた、ということだ。
 
 
つまり、主人公の3人を演じたのは
プロの俳優ではなく
 
その本人そのものなのだ。
 
 
また、繰り広げられるドラマも
すべて実際にあったことを
忠実に再現されたものだという。
 
 
 
舞台は、アムステルダム発パリ行きの
高速鉄道タリスの車内で起きた。
 
※タリス(仏: Thalys)
 
フランス・ベルギー
オランダ・ドイツの4カ国を結ぶ高速列車。
 
最高速度は300km/h。
 
 
2015年8月21日、イスラム過激派で武装した
モロッコ国籍の男(アイユーブ・バッザーニ)が
 
ブリュッセルから乗車。
 
トイレで自動小銃を補填し
無差別殺傷を試みたが、
 
たまたま乗り合わせていた旅行中
 
米空軍兵スペンサー・ストーン(23)
オレゴン州兵のアレク・スカラトス(22)
大学生アンドニー・サドラー(23)が
 
取り押さえ大惨事となるところを防いだ。
 
 
タリスは、アムステルダム発パリ行き。
ブリュッセルは中途駅に当たる。
 
 
 
さて、いつも通りに
予告篇を貼っておくので
 
まずは見て大まかなストーリーを
頭に入れて下さいね。
 
 
 
 
 
 
 
続いて
 
【スタッフ】
 
監督:クリント・イーストウッド
 
 
 
・クリント・イーストウッドの出身地も
この3人同様サクラメント出身。
 
同じ郷土出身ということで
親近感が涌いたという。
 
 
 
・この3人。
 
子ども時代は、決して優等生ではなく
どちらかといえば周りに合わせられる
器用な性格ではない
 
学校の困った子ちゃんであり
負け犬3人組なのだ。
 
それが共感をもたらしたのか
一生にわたる友情を結ぶ。
 
 
 
・普通の人が成し遂げたテロの防止。
 
このテロでは、犯人が200発以上の実弾を
持っていた。この3人が阻止しなければ
大惨事になったことはいうまでもない。
 
 
また、信じられないことだが
このタリスの乗務員は
犯人の放った1発の銃声を聞いて
 
乗客を助けようとはせずに
乗務員室に隠れたと言う。
 
中から鍵をしっかりと施錠し
乗客が乗務員室のドアを叩いても
決して開けなかった。
 
 
 
 
・何が起こるかは誰にもわからない
 
知らないうちにあなたのそばに
忍び寄ってくる事件
 
現在は、「狂った時代」なのだ。
 
よくも悪くも、、、
 
 
 
 
 
追伸
御年87歳の監督の究極の映画演出術。
 
 
今回に関しては、
 
・フイルムはずっと回していたそうだ
・主役の素人の3人には「演技するな」と、、、
・ロケ地の一体感にもこだわった
 
 
つまりは、「リアリティ」
 
 
細部は神に宿る、というが、、、
 
 
あなたにも、見てもらいたい映画だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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