映画公開前から前評判が高い
『ナラタージュ』を、
先月、観に行きました。
映画名の、ナラタージュは、
「ナレーション」:筋道を語る
「モンタージュ」:つぎはぎする
の合成語だそうです。
つまり、
社会人になった泉(有村架純)が、
大学生時代を回想する形で描かれています。
いつものように、
まずはストーリーの案内から、、、
ココから
↓
大学2年生の春。
泉のもとに高校の演劇部の
顧問教師・葉山から、
後輩の為に卒業公演に
参加してくれないかと、
誘いの電話がくる。
葉山は、高校時代、
学校に馴染めずにいた
泉を救ってくれた教師だった。
卒業式の日の誰にも言えない
葉山との思い出を
胸にしまっていた泉だったが、
再会により気持ちが募っていく。
二人の想いが重なりかけたとき、
泉は葉山から離婚の
成立していない妻の存在を告げられる。
葉山の告白を聞き、
彼を忘れようとする泉だったが、
ある事件が起こる―。
↑
ココまで
参照:『109シネマズ』
泉:有村架純
葉山:松本潤
・ロケ地は、富山県富山県射水市
泉と葉山が連れ立って歩く
海辺のシーン、運河の佇まいがきれいです。
・有村架純
目で芝居する。
NHKドラマの『ひよっこ』の
みね子役とは性格が真逆。
女優とは、演じていないと
死んでしまう、人間かもしれん。
17歳から25歳を演じている。
(高校2年生からOLまで)
※映画PR会社に勤めている
髪型、洋服を変えただけで
雰囲気が変わる。
女性とは、変幻自在の生物。
・映画全体を流れる静謐感、透明感。
静かな映画だ。時折、入る主題歌がまたよい。
・高校教師演じる松本潤
優柔不断なダメ男だ。
繊細、感情が細やか、めがねと寝ぐせで
彼の生きざまを表している。
すぐに「ごめん」と言う、、、
気の弱さがにじみ出ている。
・松本潤の奥さん役の市川実日子
狂気に囚われた目の演技は
鳥肌が立つほど不気味。
『シン・ゴジラ』では、変人の高級官僚
『3度目の殺人』では、理想肌の検事
こういう役はうまい。
安藤サクラに続いて注目している
・この映画は根本的に
女子高生と教師の恋愛話し。
ただし、この逆の話は、あま聞かない。
(女子教師と男子高校生のパターン)
鈴木が思うに、男子高校生が
精神的に幼すぎるからだと思っている。
と、いうのも
鈴木は、10年にわたり母校で
高校生のバドミントン部のコーチを
務めてきた関係でわかるのだが、、、
女子高校生は、入学した高1の時はこどもこども。
高2で雰囲気が変わり、高3で大人になる。
反対に、男子高校生は、
なりは大きくなって
髭を生やしていても
卒業するまでこどものまま。
実際、高3の男子高校生から
「先輩、アイス食いに行きましょうよ」
「先輩、コーラおごって下さいよ」
とか、、、
これってどう思います?
と、いうわけで
有村架純に尽きる映画でした。
追伸
『ナラタージュ』の主題歌を
貼っておきます。
※このせつない歌を歌っているのは
adieu(アデュー)なる日本の女性歌手。
都内の高校に通う17歳の女子高生らしい
[
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