と、おっしゃるのは、、、
93歳の人間国宝でいらっしゃる
井上萬二さん。
※佐賀県有田町の陶芸家
白磁の専門家
有田焼白磁とは、、、
1600年代に生みだされた日本初の磁器。
染め付けをせず純白の地肌を際立たせるもの。
つまり、色が付いていない純白の磁器。
そんな井上さん。
今回、ニューヨークで2回目の個展を開くそうだ。
招聘元の大西ななさんによると
「真っ白い研ぎ澄まされた世界観は
伝統工芸であり現代アートでもある」
作陶歴は約80年。
祖父が始めた窯元の家に生まれたが
飛行機乗りに憧れ、海軍航空隊に入隊。
その後、特攻基地となった鹿児島の鹿屋に。
だから、その後の修業時代も
乗り越えてこられた。
そして、
「いくら加飾しても形がなければ
焼き物にならない。
究極の形を生み出すことができたら
磁器本来の姿である白以外は
いらないのではないか」と思い
それからは白磁一本。
その後、20回以上にわたって
アメリカの大学へと指導に行った。
そのおかげで、日本の伝統にとらわれない
美意識にふれ仕事の幅が広がったとか。
追伸
そんな井上さん、、、
「平凡な造形ほど難しいことはない」
鈴木の整体歴は26年。
彼からすれば、ほぼ1/3にすぎないのです。
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