まずは、この曲
「ハンマークラヴィーア」を聞いてほしい。
このブログを書く上で、、、
何人かの世界的なピアニストが
演奏したものを実際に聞き比べてみた。
世界に名だたるピアニストの中から
鈴木が選んだピアニストは、
盲目のピアニストである
辻井伸行さん。
音楽素人の鈴木が選んでいるので
難しい選考基準は無い。
ただ、聴いていて、、、
(これは、いいなぁ~)と感じただけのこと。
その点はご理解のほど。
この曲は、
プロが弾いても
テクニック的にかなり難しいそうだ。
その理由は、、、
・演奏時間が40分を超える
・高度な演奏技術を求めている
と、言うのも、、、
ベートーベンが作曲した当時の
ピアノの鍵盤は、61鍵盤だったのだが、、、
その後、ピアノの進化により
73鍵盤に改良された。
それで、作られたのがこの曲。
その当時の、超絶技巧の
ピアニストであるショパンもリストも
新しくなったピアノの音域を
外すことはなかった。
しかし、その時に、、、
耳がすでに不自由だった
ベートーベンには、関係がないことだった。
だって、耳が聞こえないからね。
何に遠慮することなく頭の中で、
この「ハンマークラヴィーア」は
作曲されたのだろう、と思った。
追伸
この話しって、、、
何かいろいろなことを
示唆しないか?
ベートーベンは、、、
耳が聞こえなくなり始めてから
気難しい人間になった、
と、言う話しも、
何かで読んだことがある。
それは、「負」の遺産。
しかし、その反面、
耳が聞こえなくなったことで
その当時の作曲家たちの限界を
超えることができたともいえる。
これは「正」の遺産。
つまり、身の上に
何か不幸が起きても
それを受け取る側の考え方1つで
出る結果は、変わるということ
なのだと思う。
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