「間もなく着陸します」と
チーフCAのアナウンスが機内に入った。
(こんなんで、着陸できるの?)
と、いうのも
羽田を6時30分に離陸してから
私が搭乗しているJAL501
(737-800)からは
外の景色が全く見えなかったのだ。
離陸して急上昇してわずか5分後には
厚く垂れこめる雲のおかげで
眼下の景色は見えず、
見えるのは雲の上ばかり
24Aの窓際(進行方向の左側)に
座っていた私からは、
飛行機の主翼のウイングレットから
先は見ることができなかったから
視界は20メートルも
無かったと思う。
※ウイングレット
飛行機の主翼の先に、
取り付けられる小さな翼のこと。
燃料削減のため折れ曲げる、
という説もある。
しかし、その25秒後、
厚い雲を抜けたと思ったら
新千歳空港の滑走路が見えた。
そして、無事着陸。
(おかしいなぁ~)
なぜ、無事に着陸できたのに、
そう思うのかって?
それは、10年前に同じような
シチュエーションで
新千歳空港に降りることができず
新千歳空港の代替空港である
函館、帯広にも降りることができず
新千歳空港の上空で旋回して
時間稼ぎをしても降りることができず
羽田まで引き返したことが
あるからなのです。
仕方なく羽田へ引き返した後
2時間ぐらい待って、
再び新千歳空港へと向かったのでした。
それで、この旅行が終わってから
霧が発生した理由をググりました。
太平洋の海水と北海道の大地の
温度差によるものらしい。
この時期、初夏は多いらしいです。
でも、いまだに不思議なことが、、、
あの10年前の引き返したより
今回の方がはるかに
霧が濃かったように思うのです。
これも、知らぬ間に科学が発達して
霧で視界が無くても
無事に着陸できるようなものが
開発されたのでしょうね。きっと。。。
誰か、詳しい方がいたら教えて下さいね?
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