今日は、井本整体の講座を
受講している時に感じた話し。
ある時、、、
「お腹」の練習をしている時に
ある女性と組まさせていただいた。
何度かやっていただいたが
どうも、手がぎこちない。
しばらく黙っていたが
お困りの様子なので
助け船を出すことにした。
※先輩が後輩に指摘するのは
簡単なことなのですが、、、
それでは自分で考えることを
しなくなってしまう。
すると、その人の芽を
知らず知らずのうちに
摘んでしまう。
つまり、教えるタイミングは
とても重要な要素です。
「自分のお腹をさわるように
(鈴木の)おなかを
さわってみてください」
「こうですか?」
「そうさわりますか?」
「・・・・・・」
「(わからないようなので)
ちょっと、やってみましょう」
「はい」
「今、(あなたは)いきなり
お腹をさわってきました。
こんな具合に。
どう、感じますか?」
「びっくりするし、、、
ちょっと怖い感じがしますね」
「そうですよね。
今度は、、、
ちょっとさわり方を変えてみます」
「・・・・・・・」
「さっきより、、
緊張しなかったのではないですか?」
「そう言えば、そうですね」
「さっきと今の違いはわかりますか?」
「受けた感じは、確かに違いました」
「じゃ~もう一度、
自分のお腹をさわってみてください」
「はい」
「自分のお腹をさわる時には
いきなりさわらずに、
手を大きく使って
滑らせているのを感じますか?」
「そう言えば、、、」
追伸
このように、、、
自分の体をさわるように
相手の体もさわることができれば
相手の中に入れるのです。
相手の中に入ることが
できさえすれば、、、
相手の圧痛点も、硬結も
やって欲しい箇所さえもわかるのです。
つまり、、、
相手の体(=生命)に手を置いた時に、
その後の経過は決まってしまうのです。
要するに、相手を緊張させないように
何気なく、さりげなく着手する。
これが最重要になるのです。
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