女性、40代?
長く診ている女性。
「先生、この頃、聴力が落ちてきたんです」
「そうですか」と、言いながら
鎖骨の下がりを診ると
左側の鎖骨の外側が下がっている。
「左ですか?」と聞くと、
「右側なんです」と、言う。
※ここで、大きなミステイクをしています(涙)
何事もなかったように
「では、仰向けになってください」と言い
頸椎の確認をする。
すると、耳と関係が深い
頸椎4番が硬く、飛び出している。
この骨は、正常であれば
中に引っ込んでいるのです。
そして、頸椎4番の
骨のきわを診てみると、、、
左側:盛り上がっている
右側:やせていて力がない
(通常は、骨のきわのみぞが
無いのが異常だが、
この右側のやせていて
力がないのが気になる)
この右側を右手の中指で
さわっておいて
「あぁ~左が落ちたから、
ここ(右側)に出たんでしょうね。
と、言いながら、左胸を持ち上げると
右手の中指で押さえていた
頸椎4番の右に力が集まるのがわかる。
「左胸をこのように上げると
ここ(頸椎4番の右)に
力が集まるのがわかりますか?」
「はいっ、わかります」
※感覚的に「わかる」ようになれば
さっきのミステイクは帳消しになります。
と、いうか、鈴木の言う感覚と
患者さんとの感覚が合えば問題はないのです。
追伸
あとは、頸椎4番の右に
どうやって力を集めるか?
これに絞って操法を続けるのです。
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