-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]

神奈川県横浜市保土ヶ谷区西谷町766-4ルミエール1階

01.31 右の中耳炎の治りが悪い

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket

※10代の男性
だいたい半年に一度お見えになる方。


「今日は、どうされたのですか?」

「実は、両耳が中耳炎になったのですが
服薬のおかげで左は良くなったのですが
右耳の方はあまり改善しないのです」


「そうでしたか、、、大変でしたね」

と、言いながら、


彼の、鎖骨をさわると
明らかに右側の鎖骨が
下がっているのがわかる。


(あっ、、、これが悪さしているのか?)


瞬間、右の胸鎖乳突筋を
さわって前後にはじくと、、、

身もだえしながら

「先生、痛いです」と、言う。


「なら、これが原因でしょう?」

「・・・・・・」


反応が無いので、
一言付け加えなくてはいけない。


「鎖骨から耳に筋肉がいっています。

先ほど、はじいた筋肉がそうですが
あれが、耳の奥につながっているのです。

だから、さっきの痛いのが
改善されれば

右の中耳炎も、じきに良くなりますよ」


「そんなもんですか」

さて、右の鎖骨の下がりが
右の中耳炎の原因だと

だいたいの「当たり」を付けてから
お腹を診ていくのです。


お腹には、井本整体の
究極の診断箇所があります。

それを確認します。


「鈴木さん、大げさですよ」

「それが、そうではないと
はっきり断言できます。

なぜなら、患者さんのお体が
変化して快方に向かうからです」


※臨床では、鈴木が
納得できる「理屈」よりも

実際に治るか治らないか?
が、重要だからです。

 

すると、鎖骨の下がりは
腎臓系統の影響からですよ

と、「お腹」は教えてくれているのです。

※通常、鎖骨の下がりと言ったら
呼吸器系を考えるのですが、、、


そこで、仰向けになってもらって
太ももの裏の筋肉を伸ばしてみると

右の中耳炎の側の
右の太ももの裏の筋肉が

左と比べて「伸びない」のが
一目瞭然でした。


(腎系の異常は、間違いなし)

と、判断し、右足首のくるぶしを確認。

すると、右足の内くるぶしの下がりが顕著。

※そういえば、昔、習ったことで
内くるぶしは耳と関係していることを
ふっと思い出す。


下がっている内くるぶしの箇所を
右手の拇指で軽くつかまえて
引っかけようとするが、引っかからない。

だから、「重症」だと感じる。


引っかけるために、
右手の拇指をべたっと
内くるぶしに押し当て
上、下、上、下と動かす。


5度ほどやると引っかかるので

その引っかかりに指を軽く当てて、
裏の筋肉を引くのです。


すると、とても不思議な現象が起きる。

引っ張ることで、異常個所の
右鎖骨と1本の線ができるのです。


(おっ、、、これが人体力学か。。。

井本先生がいつも言っているやつだ)

と、うれしくなるが、、、

 

この話しは、プロの領域なので
これでおしまい。

 

 


追伸
この後、腎系の急所である
胸椎5番、10番、腰椎3番を診る。

この中で一番硬い骨である
胸椎10番に絞る。

押さえてみると
「可動性」が無い。


あとは、どうすれば
この胸椎10番の骨が動くようになるのか?


それだけに、絞っていくのです。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最新人気記事一覧

いつも応援ありがとうございます!

いま何位?!

人気ブログランキングへ
1日1回 ポチッと応援いただけると
嬉しいです^^

カテゴリー選択
アーカイブ選択