自宅のドアを開けた。
冷気が、しゅるっと体の中を抜けた。
(う~、寒い)
と、思った瞬間
激しいくしゃみ
そして、
ずるりと落ちる
透明色の鼻水。
ここまで、読んで頂いた
あなたはどう思った?
きっと、こう思ったことでしょう、、、
(風邪を引いたかも?)
(もしかしたら、インフル?)
でもね、鈴木は、
「そう」思わないのです。
心の中で、
(よしよし!
今日も、命は
正常に機能している。
いつもありがとう)
と、感謝しているって
知ったらどう思いますか?
「鈴木さん、何かのカルトですか?」
「そんなことありませんよ。
今から、その理由をお話しますので
よく聞いてくださいね」
これ(くしゃみ、鼻水)は、
肌寒い気候に順応するための
体(=生命)の正確無比の
メカニズムの発動によるものなのです。
冷たい空気が、鼻や口を通して
いきなり食道、気管、肺臓に入ったら
どうなると思いますか?
「ん~ん、ダメージは受けるわな」
「そうですね。。。だから、
まぁ~車でいうと
暖機運転をしているのです。
ただ、車の場合は、
勝手にエンジンがかかることはないので
運転手の手助けが必要ですが、、、
体は、そんなこと必要ないのです。
キーを捻じらなくても
勝手にエンジンがかかるように
くしゃみ、鼻水を出して
体の中に入る冷たい空気を
温めているのです。
ある意味、車よりさらに
進化しているのです。
ここらへんの理屈、
わかってもらえましたか?
世の中には頭のいい人が
いっぱいいるのですが
こと、体のことになると、
頭の中が硬直する人が多いのです。
「鈴木さん、どういうことですか?」
「人間が、この世に存在してから
600万年が経過しました。
その間、一度も絶滅することなく
後世に命を繋いできました。
そして、これを書いている
鈴木のところまで連綿と
生命のバトンタッチが
行われてきたのです。
この理屈が、わかると
人間の生命というか
自律神経というか
腸内フローラというか
生命維持システムは、
あなたの「理性」なしに
毎日一刻も休むことなく
稼働しているのです。
つまり、体が「やっていること」は
完璧なのです。パーフェクトなのです。
世界最高水準のシステムなのです。
そうでなければ、鈴木も
この世に生存しておりませんから。
もちろん、あなたもね。
※途中で絶滅している
だから、
体が起こしている反応は
すべて「生存」するための
最も正しい選択なのです。
追伸
もっと自分の体を信頼してください。
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