今日のタイトルは、
鈴木が気の迷いというか
本来持っている優柔不断な性格のために
しぶしぶ横浜市で野球が
一番強い中学に入った時の話しです。
だから今から40年ほど前の話し。
その中学とは
横浜市保土ヶ谷区にあるI中学です。
JRの保土ヶ谷駅から、
元:近鉄の阿波野選手を輩出した
桜が丘高校とは反対の山にありました。
以前は、ここに少年鑑別所がありました。
知らない人が多いと思います。
周りを高い壁と、ギザギザする鉄柵に
覆われていたことをよく覚えています。
時折、聞こえる
「ピー、整列、点呼、よし」が
何か、自分の生活とは根本的に違う
違和感を覚えたのに
いまだに記憶があります。
しかし、時代の流れでしょうか、、、
都会に鑑別所があるのは
まずいと思った役所が
急遽、閉鎖したのか、よくわかりませんが
あっという間に鑑別所一帯が移転。
今では、高層マンションになっています。
お上のやることは本当に
その場しのぎの最たるものですね。
当時、鈴木が住んでいた地域は
横浜市南区でしたが
南区のK中学より
保土ヶ谷区のI中学が近かったために、
I中学にお世話になることになったのです。
その当時は、それがとてもうれしかった。
と、いうのも小学校はとても遠かったからなのです。
小学生の足で26分はかかっていました。
それがI中学だと8分ですから、、、。
入学してしばらくは部活にも入らず
自宅との往復をしておりましたが、、、
ある時、A君から「野球部に入ろう」と誘われました。
A君は野球大好き人間です。
彼の誘いを幾度も渋っていると
「鈴木、お前、俺と約束したことを
覚えているか?」と、言います。
鈴木自身は約束した覚えはないのですが、、、
結局、当時は心が弱かったために
A君といっしょに野球部に入りました。
※今では、鈴木は心が強いので平気で断りますが
練習は過酷でした。
何と言ったって横浜市で一番
野球が強い学校ですから。
でも、人間は順応する生き物なのですね。
いつしかその過酷な練習も大丈夫になりました。
そして、一学期を終えて
本格的な夏の練習に入るのですが、、、
これがキツイのです。
当時は、練習中は「水を飲む」のは厳禁でした。
今では、そんなことはないでしょうけれど、、、
練習中、とにかく水が飲みたいのです。
そして、ついに、、、
ある時、耐えきれずに泥水を飲みました。
「鈴木さん、ホントですか?」
「はい、飲みました(涙)
実際には、セメントの固まりが
底についているバケツで汲んだ水です。砂まじりでした」
※砂は沈殿して上の方はきれいな水でした
でも、例え汚くても飲んでいたと思う
マウンド(ピッチャーが投げる箇所)の
整備の際に水を使うのですが
そのために汲んできた水を飲んだのです。
おいしかったです。。。
追伸
その後、半年ほどして
鈴木は転校しました。
あれから40年経ちますけど、、、
横浜市で一番強い野球部にいた1年間で
これが一番印象に残っているのです。
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