今日は、ピーター・ドラッカーに
関して書かれた本のレビュー。
と、いうか感想。
ピーター・ドラッカーは生涯で
膨大な量の著作を残した。
その膨大な仕事量とその拡がりから
彼は経営学者、マネジメントの
天才、未来学者と呼ばれることもある。
日本でも、著名な経営者が
「ピーター・ドラッカー」に心酔して
その手法を経営に役立てていると
言う話はよく聞く。
何年か前にも、小説家:岩崎夏海さんが
小説『もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
(通称『もしドラ』)を出版し
その年のベストセラーに
なったのは記憶に新しい。
まずは、
ピーター・ドラッカーの略歴から。
1909年 オーストリア=ハンガリー帝国生まれ。
2005年 アメリカで没。享年 95歳
ほぼ戦争の20世紀を過ごしてきた。
ユダヤ系オーストリア人
(ユダヤ人か?優秀な人は
ほとんどがユダヤ系だ)
この本を読んで
感銘を受けたのは3つ。
【1つめ】
『みんなが知ってることは、
たいてい間違っている。
どんなにもっともらしい
常識だとしても
常に疑い、無条件に
受け入れないようにする。』
↓
仮に骨を折っても、若い方の人の方が
骨がくっつくのも速いと常識的に思っていたが、、、
井本先生によると「そうでもない」らしい。
先生によれば、長い間筋肉を
使っている老人の方が
骨がくっつくのは速いらしい。
ただし、薬を飲んでいない老人。
【2つめ】
『未来を予測するためには、
まず過去の出来事に
注目することが重要である。
そして、その出来事を分析し、
それが未来に対して何を意味するかを
考えることで、新しい需要を予見できる』
↓
体の未来を予測する箇所が実は
「お腹」にあると言ったらどう思うだろうか?
我々は、腰が痛くても、肘が痛くても
必ずお腹を診る。
なぜ診るかといえば
腰や肘の治り具合を予測するためである。
【3つめ】
『様々な問題に対して自分の頭で考え
問いを発する。』
↓
整体的に言うと、体に理屈は通用しない。
●●だから○○をやればいいという
ツボや急所はない。
なぜなら、命はたえず呼吸し続けているために
今の体は1分前の体とは違うからである。
追伸
今日のブログは
興味のある本を読んで感銘を
受けた箇所を抜き出し、
それについて整体の観点から
考えてみるとどうなのか?
について書いてみた。
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