※60代以降の男性、
長くお見えになっている方
「(テーピングを見て)
どうされたんですか?」
「外反拇指がひどくて」
「以前、お教えした
股関節Vの字体操を
していらっしゃいますか?」
「・・・やっては、いるんですけど」
「ところで、下駄を履いている時は
痛くないんじゃありませんか?」
「、、、そういえば、、、」
※この方は、下駄を履く
習慣があるのです
「下駄についている鼻緒が
外反拇指にいいのですよ」
「そんなもんですか、、、」
※下駄を履くことで
腰が内側に入ることで
外反拇指の症状がやわらぐのです。
とりあえず、右の股関節、腰に
問題があるので調整する。
その後、外反拇指の右足を
左手で挟んでみる。
同時に、左足を挟むが
右足が挟みにくい。
つまり、右足の裏の左右のアーチが
無いことがわかる。
次に、右足の指先を大きく持って
前後にすると、先ほどよりは問題がない。
要するに、この方の場合、
外反拇指になっている原因は
左右のアーチが消失していること。
そのまま、右足を
左手で大きく包み込み
内に寄りにくいところを見つけ
その箇所を重点的に締める。
「ここが、内に締まると
いいのですが、、、」
「自分でもできますか?」
「、、、無理だと思います。
さっきからずっと締めていますけど
いっ時も緩まないですよね」
「そうですね」
「ちょっとでも緩むとダメですから」
「そうですか、、、」
「でも、以前にお教えた体操を
毎晩、やってくだされば
同じ効果がありますよ」
「体操を頑張ります」
追伸
原因探求最終兵器である
「お腹」には「肝」の異常と出ていた。
肝臓の急所である
「痢症活点」1点に絞って
その後の操法を行った。
次回、お見えになった時に
この方が、最初に何をおっしゃるか?
今から、興味しんしんです。
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