旅行や研修で地方に行く時には
だいたい全国にチェーンがある
大浴場のあるホテルを選ぶ。
1日の旅程を終えて、
一杯やる前に
大浴場に「ざぶん」と入る。
湯船に浸かりながら
他のお客さんの後ろ姿を見て
いろいろと観察する。
・尻の穴が見えそうなぐらいに
肛門周りの筋肉が落ちている人は、
→心臓が弱って、体力が無くなってきている。
大病に気をつける時期だなぁ~
・左右の肩甲骨の位置がわからない人は、
→当然、肩甲骨と関連する
骨盤と頭部が開いている。
肩こり、頭痛など首から上に
トラブルが出やすいだろうなぁ~
※男は、異常が上に出やすいから
まぁ~いろいろと
観察すべきことが多いので
入浴中にもかかわらず
鈴木は「ゆっくり」も
していられない。(苦笑)
その観察の中でも
今日書きたいのが、、、
「皆さん、体を石けんで
ゴシゴシ洗いすぎ」ですよ
と、いうことなのです。
皮膚は、かなり「薄い」膜なので
ナイロン素材など、
固い物でゴシゴシやると
傷ついてしまう。
日本の異常なほどの
「清潔志向」によって
皮膚は、これまで、さんざん
痛めつけられてきたのです。
そればかりか、ゴシゴシやることによって
バクテリア、ウィルスといった
体にとって良くないものから
守ってくれる常在菌という菌を
殺してしまいます。
※常在菌が皮膚にいて
バリアのように守ってくれているのです
皮膚は、整体的には
「呼吸器」を示します。
「皮膚が呼吸器ですか?」
「そうです。
こんなご経験はないですか?
風呂に入ってじっとしていると
皮膚からポツポツと泡が
噴き出しているのがわかると思います。
これは、皮膚が「呼吸」を
しているのです。
つまり、皮膚からは
息を吐いたり吸ったりしているのです。
さらに、老廃物などを
排泄もしてくれているのです」
と、いうわけで
「体を石けんでゴシゴシ洗いすぎ」は
メリットよりも
デメリットが多いのです。
また、経験的に思うのですが
アトピー性皮膚炎の人ほど
皮膚をゴシゴシやっている
傾向が多いように思います。
それでは、皮膚が、
どんどん薄くなって
常在菌が住めなくなってしまいます。
追伸
だから、一番いい入浴の方法は
「タモリ式入浴法」なのです。
湯船にお湯を張って、
ただ浸かるだけ。
「これで、汚れは取れるの?」
と不安がる方も多いと思いますが
先ほども書いたとおり
皮膚は呼吸をしているので
大抵の老廃物は出してしまうので
問題は無いのです。
それでも、気にかかる人は
4、5日にいっぺん洗ったらいいと思います。
追伸2
正直言って、日本の「菌」に
対する感覚は異常ですよ、、、。
「滅菌」とか「殺菌」とか
そんなことばが人の耳に聞こえ始めてから
・アレルギー
・花粉症
・ぜんそく
・アトピー性皮膚炎
が、増えたのは事実なのです。
アレルギーに関する記事を
貼っておきますね。
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