長く診ている患者さん(女性)から
先日、電話があった。
「先生、2週間前、転んで
肋骨にひびが入ったので
次回の予約を先に伸ばしたいのですが、、、」
「それは、大変でしたね。
肋骨のひびを
速く解消する方法が
整体にあるので
キャンセルせずに来て下さい」
「そんなのが、あるんですか?
それなら、予約どおり伺います」
そして、12月8日(土)16時
操法室に入るやいなや
胸の箇所を締めていた
サポーターを外した。
「ところで、どこを打ったのですか?」
と、お聞きすると
右のお乳の横を指さす。
(普通、肋骨にひびが入る時は
そこではなくて、、、
側面のことが多いのになぁ~)
※側面は、肋骨が出っ張っていて
傷付けやすいのです
「肋骨にひびが入ったその晩は
眠れましたか?」
「いや、その晩は眠れませんでした。
寝がえり、咳、くしゃみをしたりすると
打ったところに響きました」
(なるほど、、、
確かにひびが入っている)
※ひびが入っていると
その晩は眠れず、
寝がえり、咳、くしゃみをする度に痛い。
これは、体の正常な作用なので
心配ないのです。
体が、無意識に
咳やくしゃみを誘発させて、
ひびの入った肋骨を
速く修正しようとしているのですね。
早速、うつぶせになってもらい
ひびが入った箇所である
右側のお乳の裏である
胸椎2、3、4番の右側の
骨のきわの硬結を探す。
※肋骨のひびの場合、
必ず、ひびの延長線である
骨のきわに硬結が出るのです
ちゃんと3番にありました。
それを取ると、
打った箇所に「響く」と言う。
次に仰向けになってもらい
ひびが入っている肋骨の
延長線の出っぱっている所を探す。
その出っぱっている所を
右手の親指の腹で
「やさしく」包みこむ。
そして、患者さんの右腕を
肘を折り曲げてから
その出っぱっている所に
「やさしく」力をぶつけると
「コツ」と言ったので
ひびの操法は「これ」で終了。
後は、お腹を診て
上腹部がいつもよりも
強ばっているので、、、
腰を締めた。
追伸
帰る時には、来る前に締めていた
矯正バンドを締めることなく
帰っていらっしゃったので、、、
これで、大丈夫だと判断する。
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