「高枝切りばさみで
枝を切っただけで
ぎっくり腰みたいになりました」
「よくあることですよ」
※「こう」おっしゃるのは
70代の女性のHさん
「えっ、、、」
「両手を上げてみてください」
「こうですか」
「(腰をさわりながら)
この部分を感じますよね」
※専門的に言うと「腸骨」です。
井本整体では
「呼吸器活点」とも言います。
「はい、感じます」
「両手を上に上げるだけで
腰が引っ張られるのです」
「???」
「つまり、、、
体は、ある一部分を
使用すると、、、
全体に影響を及ぼすってこと」
「高枝切りばさみみで
手を上に上げて、、、
枝を切っただけで
腰に影響を及ぼすってこと」
「そうです」
「でも、普通ならぎっくり腰には
ならないのだけれど、、、」
「・・・・・・」
と、いう具合に、、、
話しは進んでいくのです。
追伸
この方の場合、、、
結論から言うと
「お腹」の力が抜けていました。
特に、右側でした。
「お腹」の右側の力が
抜けているため、、、
その分を支えようと、
左側の腰が硬くなっていた。
そこへ、、、
両手を上げることにより
左側の腰の負担が
更に増したために
ぎっくり腰のような症状を
引き起こしたのでしょう。
対処法としては、、、
この方の場合、左の腰から
脇腹に向けて痛みが出ていました。
この箇所を『蒸しタオル』で
温めるのが効果的です。
参照
井本先生の書籍
156ページから引用
「それと腰痛の場合、
腰の筋肉がはたらく
バランスが崩れることで
わき腹にも力学的影響が及んで
痛む箇所が発生します。
ここに熱刺激をすると
腰痛を軽減できます」
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