-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]

神奈川県横浜市保土ヶ谷区西谷町766-4ルミエール1階

04.01 左腕が肩より上に上がらない男性

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※40代以降の男性としておく。


「ここは、どうやって
お知りになったのですか?」

と、お聞きすると


「井本は、いいと噂で聞いたので
そこから、井本整体HPへ

そして先生(=鈴木)のブログに
たどり着きました」と、、、


(あぁ~ここまで、、、
井本整体の評価が
世間で高まってきたのだな)

と、思うと、とてもうれしかった。(*^_^*)

 

「ところで、今日はどうされましたか?」

と、お聞きすると、、、


「左腕が肩より上に上がらないんです」

と、言いながら、
実際に左腕を横から上げて見せてくれた。


すると、確かに、肩より上には
上がっていないのがわかる。


さらに、「どこが痛いんですか?」と聞くと

「ここです」と、言いながら
左腕の力こぶの反対側を指す。


※専門的に言うと、上腕三頭筋だが

鈴木は、患者さんには極力
専門用語を使わないようにしている。

当然、ブログでも使わない。


なぜか?

専門的な言葉を使うことの
弊害が大きいからです。


「鈴木さん、何でですか?」

「それは、患者さんの気が散るから」


「散ると、なぜダメなの?」

「鈴木が置いている手に
集中してくれないでしょ、、、

すると、鈴木ばかりが
一生懸命になるだけで

患者さんは人まかせになる。


それでは、治らないのです。


患者さんが、治りたいという意思を持ち
それに感応して鈴木が手を出した時に

最高の効果、結果が待っているのです。


つまり、病気や症状は究極
本人が治すべきものなのです。

また、その力は、
本人が確かに「そうだ」と確信できた時に
マックスに働くようになっているのです」


と、いつものように、、、

話しが飛びました。すいません。(苦笑)

 

さて、話しを戻します。


通常、左腕の力こぶの裏側と言うと
「心臓」の負担を考えます。


左の肩甲骨が外に開くことで
その箇所が引っ張られるわけです。

通常こんな時は、左の肋骨が
委縮し下がっているので

人体力学体操の『C体操』が
抜群の効果を示すのですが、、、


左腕を上げようとすると
左肩に張りが出てきてしまうため
『C体操』ができないのです。


このような状態で
『C体操』をしても

効果を生むことはなく

反対に、左の肩を
強張らせてしまい

余計に痛くなった、という
悪い結果になりかねないのです。


ですから、患者さんには、、、

伸ばす部位だけに
焦点を当てなくてはいけません。


この方の場合、

左の肩が内に巻いているから
通常の『C体操』では
ちょっと無理なので、、、


先に、脇の筋肉を緩めてから
左側の肩甲骨を内側にしまう体操をします。


しかし、左の肩関節がとても硬い。


何度かやるうちに少しづつ緩み
左の肩が開いてきました。

それから、目的である『C体操』をする。


左の肩が開いてくると

じきに左の腕も肩より上に
上がるようになってきます。

 

 


追伸
併せて、お腹の左側の
上の方を緩めます。

お腹が硬いと、腕の上がり下がりに
支障を来たすのでね。。。


と、ここまで硬いところだけを
やってきましたが、、、

この硬い箇所(左肩、左のお腹)は
症状が出ている箇所であって

真の原因では無いのです。


「鈴木さん、どういうことですか?」

「左肩、左のお腹が硬くなる原因が
ほかの箇所にあるということです」


「わからないなぁ~」

「では、1つ
試してもらいたいことがあります。

いいですか、、、

左肩を内側に
巻き込むようにしてください。

できましたか、、、

その状態で、右の肩を上に
上げていくと、どう感じますか?」


「何となく楽になった気がする」

「そうですよね、、、」


今日のを、まとめてみると、、、

「痛いところ」が悪いのじゃない。

 

 

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