「左のひじが
夜中「ズンズン」と痛むんです?」
(夜中、痛いのか?)
※睡眠中に「痛い」のは
良くない兆候なのです。
寝ている時というのは
体がすっかり休まっている状態。
そのリラックス時に、
「ズンズン」と痛むということは
何かが進行している。
要注意である。
ひじが痛いと言えば、、、
井本整体では、
肩甲骨の下の箇所
下角(=かかく)の異常を
まずは考える。
すると、、、
左の肩甲骨の可動性が
極端に悪い。
次に、患部の確認をする。
両ひじを同時に大きく挟む。
そして、挟んだまま
「上下」「左右」に
速めの速度で動かす。
※症状が出ている箇所は
鈍くなっている。
いくぶん速く動かすことで
患者さんの感受性を拾う。
すると、「ここ」と言う箇所が残る。
予想どおり、左ひじの箇所に
緩まない場所がある。
そこを捉えたままで
「ちょっと痛いですよ」と言う。
「痛いです」
その痛いと言った箇所を
圧度を変えずに動かすと
引っ掛かりが出てくる。
この中に、ひじを痛くしている
原因である「硬結」がある。
その箇所で気持ちを
込めていると、、、
しばらくして温かみが増し
次に、脈を打ち始める。
脈が打ったのを確認して
「少し楽になってきましたか?」
「はい」
※捉えた初めは痛い。
しかし、脈を打ち始めると
「痛み」が減少するのは、、、
考えてみると
不思議なことではあるが。
実際、そうなのだから
そういうものなのだろう。
次に、おおもとの原因である
下角を緩めに入る。
普通は、肩甲骨の外側の縁に
圧痛点があるのだが、無い。
こういう時は、脇の下に
硬直があるので、、、
まず、そこを緩める。
追伸
なお、この方の場合
「お腹」の胃を示す場所が
極端に硬いので、、、
消化器が大元の原因と
思われた。
※当然、胃の不調を
示す箇所の確認はしている。
手の三里、足の三里
太ももの硬直、背中の左の張り
「お腹が空いていないのに
食べたりしていませんか?」
「・・・・・・」
「ちょっと、食事を
工夫して下さいね」
「やってみます」
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