今日のブログは、昨日の続き。
志村ヒフ科クリニック院長の
佐藤喜美子先生の、
『皮膚の役割と可能性』の
レポートを読んで書いています。
このシリーズ、長くなってきました。
まだ、先生のレポートが
残っていますので
もう少しお付き合いください。
<皮膚は、「自分」と「自分以外」の
境界に存在するからです>
細かいことを考えるのが
苦手な鈴木には、
哲学的な問題になって
難しくなってきました。(涙)
でも、何とか続けます。
一番いい例は、臓器移植のことを
考えれば、わかいやすいかと思います。
素人なので詳しいことはわかりませんが
昨今、行われることになった臓器移植でも
他人の皮膚を移植することは
現代の医療技術でも難しいらしいです。
免疫の問題とか、いろいろあるのでしょうけど
皮膚の役割が、「自分」と「自分以外」の
選別をしているのであれば納得もできます。
それについて、先生は、
2つの点から書いています。
1つは、
<自分が自分であることを認識させる点>
・スキンシップによって愛情ホルモンが分泌
・スキンシップが足りなかった子どもは
自傷行為に走りやすい傾向がある
・スキンシップが多かった子どもは
情緒が安定し知能指数も高かった
つまり、幼少期における
スキンシップの重要性が大きい
2つは、
<周囲とのつながりを認識させる点>
・スキンシップが多かった子どもは
他人に親近感を覚えやすい
・スキンシップが足りなかった子どもは
他人に対して攻撃的になりやすい
つまり、触覚は、他の五感よりも
重要な意味を占めている
追伸
整体で行われる体にふれる行為は
人間が持つ原初の本能に
ダイレクトにアプローチするものなのですね。
次回が、最終回。
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