またもや
才能は持って生まれたものか?
はたして努力なのか?に関しての
興味深い新著が出ました。
その題名は
『超一流になるのは才能か努力か?』です。
(いいですねぇ~、タイトルが、、、)
(タイトル買いです。)
どっちも大事だというのが
昨今の基本的な考え方なのですが、、、
バスケットの神様と呼ばれ、
一時代築いたマイケル・ジョーダンは、
「誰もが才能を持っている。
でも能力を得るには努力が必要だ」
と、言っているし
明石家さんまは
「努力は報われると思う人はダメですね。
努力を努力だと思っている人は大体間違い」
てなことを言っています。
(ん~ん、どっちが正しいのですかね、、、)
はたして、この本はこの難題に
スパッと答えてくれるのか?
まずは、翻訳前のタイトルを確認します。
現題(英語)は PEAK
意味は、
山頂、峰、山、尖端、絶頂、最高点ですね。
(まぁ~その道の超一流てとこですかね)
また、著者である
アンダース・エリクソン教授は、
「超一流」研究の第一人者。
最高点に達している人が
好きなのですね、きっと。
(いろいろな研究対象がありますね。
びっくりなのはこの先生3
0年も研究しているそうですよ)
読んでみると、
鉄則1:自分の能力を少しだけ
超える負荷をかけつづける
→ 昨日より、ほんのわずかでも
目標を上に引き上げること。
マンネリになった時その人の成長は終わる
鉄則2:「これで十分」の範囲にとどまっていると、
一度身につけたスキルは落ちていく
→ 日夜、進歩を目指さないと腕は落ちる
鉄則3:グループではなく、
一人で没頭する時間を確保する
→ 自分で考えながらやるということ。
気づくということ。
鉄則4:自分の弱点を特定し、
それを克服するための課題を
徹底的に繰り返す
→ これは、師匠がいないと
無理なのではないか!
鉄則5:練習を「楽しい」と感じていては、
トッププレーヤーにはなれない
→ コンフォートゾーンを
乗り越えろということだろう
ぬるま湯の中にいては上達はありえない
鉄則6:これ以上集中できないと思った時点で
練習や勉強はうちきる
→ なぁ~なぁ~練習はやるだけ無駄
鉄則7:上達が頭打ちになったときは、
取り組むメニューを少しだけ変えてみる
→ アングルを変えるということか
鉄則8:即座にフィードバックを得ることで、
学習の速度は劇的に上がる
→ 整体なら臨床に出ながら
練習することが可能です
鉄則9:オンの時間とオフの時間を
はっきり分け、一日のスケジュールを組む
→ 一番、集中できる時間を選んで行う
鉄則10:どんな能力も
生まれつきの才能ではなく、
学習の質と量で決まる
→ その通りだと思う。
追伸
この本を読んで鈴木が進んでいる道は
間違っていないことが確信できた。
例えば、
・即座に注意を与えてくれる
師匠、先輩がいる
・現在、横浜は西谷で開業。
すぐに習ったことを
フィードバックできる場所がある
・週に2回、東京千駄ヶ谷にある
井本整体本部で練習。すでに19年経過。
・自分より上手な人がいる
・日々、練習の課題がパワーアップしていく
・復習も何度でもできる
・年に3回の地方セミナーでも勉強中
これらの環境がこの本の上達する鉄則に
かなり当てはまっているから。
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