和田町駅でのこと。
※相鉄線の駅(関東私鉄で一番小さな会社)
横浜ー海老名、横浜ー湘南台を結んでいる。
鈴木は、この駅から発車する
バスに乗って自宅へ向かう。
1日の仕事を終え和田町駅の
バス停留所に向かったところ
まだ、19時なのに
酔っぱらって腰が抜けた人がいた。
(珍しい、、、)
昭和の頃は、酔いつぶれた人を
けっこう見かけたが
平成に入ってからは
酔いつぶれる人を
ほとんど見かけなくなった。
遠目で見ても、その男性は
まだ若いように見える。(40代前半?)
その男性の傍らで介抱している男性は
その男性からみても
ふた回りは歳を取っているように見える
白髪のおじいちゃん。(60代後半?)
おじいちゃんが、何かを言って
その40代を抱き起こそうとしているが、、、
その40代は、腰がぐにゃっとなって
地面に倒れてしまう。
抱き起こすことを
2度、3度するが
そのたびにぐにゃっとなってしまう。
すると、そのおじいちゃん。
これではだめかと思ったのか
横を指さして「・・・・・・」
何かをささやいた。
そうしたらその酔いつぶれていた40代は
いきなりピコーンと立ち上がった。
その立ち上がり方は
まるで電気が通っている
コンセントに指をつっこんだかのようだった。
まぁ~それぐらい凄まじかったということ。
それで、鈴木は、その理由が知りたくて
その40代のすぐ横を見た。
そこにいたのは補助輪を付けた
自転車に乗っていた5歳ぐらいの男の子。
(なるほどなぁ~)
5歳ぐらいの男の子のつぶらな瞳で
自分の無様な姿を見られたら、、、
誰だって、一瞬で正気になるよね。
その後、その2人は
そそくさとその場を離れました。
追伸
これって現代の介護の現場に
近くないですか?
他人に介抱してもらうと
どうしても「介抱される側」を
無意識に演じてしまう。
無意識にですよ、、、
人の心はこのように複雑怪奇。
自分でできることは
極力、自分でやってもらう。
そうしないと「介抱される側」は
知らず知らずのうちに「自立する力」を
失ってしまうのですね。
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