まずは、この記事を読んで欲しい。
2020年4月11日(土)
朝日新聞の『be』だ。
文楽人形遣いの
桐竹勘十郎さん(67歳)の特集記事。
※文楽人形は、
三人の人形遣いによって操る。
・シンとなる主遣い(おもづかい)
・左手の担当左遣い(ひだりづかい)
・両足の担当足遣い(あしづかい)
三百年前
つまり、近松門左衛門や
竹本義太夫の活躍していた頃、
人形は一人で遣い、
まだ複雑な動きを持たなかった。
徐々に目や口、手など複雑な動きを
持つようになり、
享保19年(1734)に三人遣いが
始まると人形も大きくなり、
約二百四、五十年前に
現在の人形と人形遣いの形態が
ほぼ出来上がった。
以下、記事の内容を
本意を変えないで書き変えています。
桐竹勘十郎さんは、
男の人形立役遣いで
人間国宝だった
故先代勘十郎の長男。
世襲制でもないのに
14歳で跡を継ぐと決めた息子に
最も合う師匠を見つけた。
それは、女形遣いの
吉田蓑助さんだった。
と、言うのは、、、
自分とちがって、
息子は小柄で線も細い。
だから、自分がやっている
男の人形立役遣いには
少々、心もとない。
※男の人形は、
女の人形よりも大きく重い
師匠の「その選択」は正しかった。
以後、桐竹勘十郎さんは
水を得た魚のように
大きく羽ばたくのです。
追伸
師匠とは、、、
心底から弟子のことを考え
最も的確な道を
歩ませようするものなのだ。
と、思った。
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