先日、『空海 KU-KAI 美しき王妃の謎』を観た。
この作品をいち早く観た人によれば
「、、、、、」だったらしい。
しかし、鈴木は、結構「気に入った」
・スケールの大きさ
・黒猫が出てくる(ニャン好きのため)
・楊貴妃役のチャン・ロンロン の妖艶さ
※胡人の血が少し入っているのか
目元が生粋のアジア人とは違う
舞台は、中国が栄華を極めた
大唐時代の首都:長安だ。
現在は、西安市になっている。
当時は、シルクロードが
貿易の中心だったためなのか
今の首都、北京と比べると
かなり西方寄りで南寄りである。
さて、いつも通りに
予告篇を貼っておくので
まずは見て大まかなストーリーを
頭に入れて下さいね。
続いて
【スタッフ】
監督:チェン・カイコー
※93年の「さらば我が愛/覇王別姫」は
中国語映画として初めてカンヌ国際映画祭
パルム・ドール大賞を受賞
原作:夢枕獏
※日本の作家ですね
【キャスト】
空海 :染谷将太
白楽天:ホアン・シュアン
安倍仲麻呂:阿部寛
楊貴妃:チャン・ロンロン
玄宗皇帝:チャン・ルーイー
・初めの方はストーリーがわかりにくい。
キーワードになる「黒猫」の正体が
特にわかりにくい。
後半になって玄宗、楊貴妃が出てくると
すっきり理解できる仕組みになっている。
・「黒猫」は、実写とCGの
組み合わせだと思うが
表情が、細やかで、愛らしい。
にゃん子好きにはこたえられだろう。
・映画に出演している日本人は
本編では中国語を話しているが
鈴木が観た映画は、日本語に
「吹き替え」だったので
ストレスがかからなくて楽しめた。
しかし、英語圏の映画では、
字幕の方が好きだ。
俳優さんの声が楽しめるからね。
・出てくるエキストラの数は
数えきれないほどだ。
しかし、そのために現実感が
増しているのも事実。
・ラストのところで
空海が、恵果和尚から
密教の衣鉢を継いだ
真の理由が明かされる。
史実とは違うとは思うが、、、
まぁ~なくはない、思ってしまう。
これが映画の「おもしろさ」
細部を幾重にも積み重ねていくと
真実ぽく見えるからね。
※
恵果和尚→真言八祖の第七祖
たくさんの弟子を差し置いて
遣唐使の一員として来中した
無名の沙門である空海に
密教の神髄を伝授した。
その真実の理由は
多々あるが定説はない。
追伸
歴史、にゃん子好きなら楽しめる映画だ。
関連記事
- 2018.03.23
体質を根本から変える整体操法 - 2019.02.26
何度も脱いだり着たりする老人(銭湯にて) - 2020.11.03
最悪を考えると最悪にはならない理由 - 2018.07.01
『夢のあとに』を聞いて北海道落石を訪ねる - 2018.12.10
わからない時は、プロに聞くことが一番の早道 - 2014.07.24
日本が原発を廃止してもたいした効果がない理由