先日、
『ビブリア古書堂の事件手帖』を観た。
横浜桜木町ブルク13、
シアター2での上演だった。
ここは、定員100名の
小さなシアターだから、、、
「観客」が少ないと、
ブルク13が予測したのだと思う。
だが、心配するなかれ
80%の入りでしたよ。
さて、話しは変わるが、、、
この映画の原作は
『本屋大賞』にノミネートされた作品。
鈴木は、そのノミネート作品は
過去の分もすべてを読んでいる。
※『本屋大賞』は、読書のプロである
書店販売員が選んだ本であるから
すべてが「おもしろい」のです。
当たり外れは100%無い。
だから、読書初心者は
『本屋大賞』ノミネート作品を
まずは読んだら「いい」と思う。
決して、後悔しないと思うなぁ~
ちょっと「おしゃべり」が長くなりました。
さて、いつも通りに
予告篇を貼っておくので
まずは見て大まかなストーリーを
頭に入れて下さいね。
続いて、、、
【スタッフ】
監督:三島有紀子
原作:三上延
続いて
【キャスト】
黒木華:篠川栞子 (しのかわしおりこ)と読む
夏帆:五浦絹子
舞台は、うれしいことに北鎌倉。
あの辺は、昔から、隈なく歩いている。
そのためか、
映画を観ながら「あそこか?」と。
それが、なぜか、うれしいのです。(苦笑)
・まずは主役の黒木華さんだろう。
今年に入ってからも、
彼女が出演する映画は、、、
『散り椿』
『日日是好日』
『億男』
『来る』
と、ジャンルはさまざまだが、、、
鈴木が観た『散り椿』では、
鈴木が今、最も観ていたい
俳優の岡田淮一の義理の妹、役。
許されない愛情のはざまに
揺れ動くその微妙な所作というか、、、
この映画で魅せる黒木華さんの
静謐感(=せいひつかん)は
なんとも言い難いものがある。
・五浦絹子を演じる夏帆がいい。
五浦絹子(夏帆)が夫婦で働く
“ごうら食堂”に通う田中(東出昌大)は、
絹子にいつしか心を惹かれ始める。
“知られてはいけない恋”とは
知りながら、、、
五浦絹子(夏帆)も、次第に
この文学青年に心惹かれ始めてしまう。
そんな関係を「うすうす」知る夫と
田中(東出昌大)との間で揺れ動く
微妙な心の綾を切なさそうに演じている。
妙に「艶めかしい」
追伸
食堂のおばあさんとして
傍から見れば、、、
「地味」な一生を送ってきたと
思われてきた五浦絹子も
「そんなこと」はない
人生を送ってきたのだった。
なんか、切なくなる映画だ。
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