今から、28年前
鈴木がコーチをしていた時のこと。
母校(高校)のバドミントン部に
N子が、入部して来た。
サウスポー。身長160センチぐらいか。
バドミントン用のショートパンツを
はいているのだが
そこから伸びている脚が
すらっとしている。
(あいつ、脚が長く見える子だなぁ~)
それが、彼女の第一印象。
その頃、整体を勉強していたら
N子の運動能力の高さを
その場で、理解できただろう。
※脚の裏が伸びている→腰が上がっている
→腰椎3番の動きがいい→運動能力が高い
いかんせん、その頃は
「運動は、根性である」
「スポーツは気合である」
「努力したものだけが強くなれる」
に、頭の中を支配されていた。
つまり、楽しくない練習を
こつこつ、執念深く、やり遂げて
身につけた選手だけが強くなれると。
そう、思い込んでいた。
今、考えると、本当に
おかしい話なのですが、、、
「知らない」と、言うことは
そういうことなのです)(;一_一)
でも、あの頃のことを
注意深く思い出してみると
N子は、同学年の子らと
同じ練習をやらせても
練習を楽しそうにやっていた
と、いうか楽そうにやっていた。
(どう見ても手を抜いているように
見えるから、、、)
練習の負荷を男子並みに
引き上げたのだが
このN子は全然平気そうだった。
その子は、その後、1年生でエースになった。
追伸
その後、N子以上の選手は
鈴木がコーチ時代現れなかった。
それにしても、体にバネがある、と
何をさせても軽々とやる。
シャトルを打たせても
軽く打っているように見えるのだが
シャトルは速く、重い。
これは、届かないだろう、と思っても
脚がすらっとそこから伸びて届いてしまう。
N子が現れるまでは、
スポーツは努力だと思っていたが
そうじゃないことに気付いた。
スポーツは、体の素質でやるものだ。
※あくまでもプロとしてやる場合
つまり、腰にバネがあって、
お尻がキュッとなって
脚が長くすらっと見える人がやるもの。
もし、あなたがそうでなかったら
スポーツはたしなむ程度に
やることをおススメする。
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