50代の女性
長く通って下さっている方
「先生、まず見て下さい」と言って
左足の靴下を脱ぐ。
すると、左足の指と指の間に
湿疹、ぶつぶつができていた。
「右が良くなったと思ったら
今度は、左です」
「はぁ~そうですね。
右に出ていたものが
左に出た時は、良くなっている証拠」
取りあえず、首、肩甲骨、腸骨などを
さっと確認して今日の主訴である足を診る。
すると、とてもわかりやすい。
湿疹、ぶつぶつが出ている左足は
右足と比べて外側のくるぶしが
下がっている。
外側のくるぶしが下がったために
血行が悪くなって足に出たのであろう。
その後、そこと関連する
股関節、お尻、腰を調整する。
それで、お腹を診る。
すると、右側の季肋骨が下がっている。
※この肋骨の下には肝臓がある。
肝臓は、汚ない血を解毒する内臓。
皮膚に湿疹が出るのは
肝臓で処理しきれないと言うこと
そこで、肝臓を調整する。
しかし、みぞおちに近い
箇所だけが緩まない。
そこを右手で押さえながら
左手で首の頸椎をさわる。
そして、、、
「ここにある時は、、、
何らかのストレスが
体に掛かっているのですが、、、」
「・・・・・・」
追伸
操法終了後、
実は、家族でこんなことがありまして
と、言われた。
言われたことで、、、
ほんの少しだけ
心の重荷が取れたように
鈴木には感じた。
なぜなら、、、
着替え室から出口へと
向かう足取りが軽くなっていたから。
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