-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]

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05.25 武蔵・芭蕉・利休・世阿弥・北斎に学ぶ

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今日は、齋藤孝

『型破りの発想力

武蔵・芭蕉・利休・世阿弥・北斎に学ぶ』を
読んでブログを書いています。

 

この本は「タイトル」が秀逸。

中身をろくに見ずに
「即買い」をしました。


ビートルズの『アヴィーロード』の
ジャケット写真のようにね。。。


外見は中身より
とても重要だということだね。

 

さぁ~本文


<本当に勉強ができる人は
教科ごとの落差がほとんどない。
それは、上達の普遍的原理を
つかんでいるから>

→ これが名人の極意。

1つのことを極め極めつくすと
何をやらせてもプロになる。


宮本武蔵の書く「書」描く「画」

いずれも「味」があって素晴らしい。

 

ここで著者は、、、

上達の普遍的原理を掴むために、
こんなアイデアを提案する。

 

<上達のコツを掴むには、
何か一つでいいので、

自分が上達した経験の
あるものを思い起こして

上達の記録を
書き起こしてみること>

→ 今まで生きてきた中で
上手くいった「成功体験」を思い出せ。

その時の、気持ち、やり方を
紙に書きだしてみろ、と言っている。


<宮本武蔵の哲学の根本は、
「上達の原理を掴む」ということだ。

そのためにすべきことは、
「よくよく吟味、工夫、鍛錬する」ことだ>


→ 彼が五輪書の中で、、、

そのためには30年掛かると言っている。

『千日の稽古を鍛とし
万日の稽古を練とす』

※千日は2年と8カ月、万日は28年

 


<江戸時代のクールジャパン。葛飾北斎>

<何にもとらわれず、
ただ向上を目指す心意気だ。

年齢に関係なく、
ひたすら技術の向上を
目指した北斎の態度は、

高齢化社会に生きる
我々にも示唆に富む。

こんな名言を吐いたらしい。

「天が私にあと十年の時を、
いや五年の命を与えてくれるのなら、
本当の絵描きになってみせるものを」


「思えば七十歳以前に描いたものはみな、
取るに足らないものだった」


<死ぬ間際にも、
まだ上達をあきらめていない。

北斎のようなレベルの人が
言うところに凄みがある>

 

話しは変わるが、、、

5年ほど前に、
『北斎館』を見学したことがある。


※葛飾北斎の美術館
鳥獣などをデッサンした
手ぬぐいを買った。道場で使用中。

※所在地は長野県小布施町。
栗が有名。栗アイスは濃厚でコクが深い


子どもの頃から晩年に至るまでの
年代別スケッチが陳列されていた。


子どもの頃も「上手」だったが
年齢を増すたびに「深み」が入り

余計な線が無くなり
「シンプル」になっていく。

 

(ピカソといっしょだな)と思った。


※P・ピカソも幼児の頃から
デッサンが上手だった。

お父さんが絵を描くのを
断念してしまうほどにね。

 

 

追伸
以前、井本先生が
こう言っていたことを思い出す。


「名人は足さない。引いていくだけだ」

 

 

 

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