今日のブログは昨日の続きです。
昨日は、『膵臓の歴史』でした。
「いかがでしたか?」
「膵臓って、注目されたのは
ここ20~30年だったのですね?」
「そうです、、、
しかし、この頃とみに
膵臓の働きの重要性が
認識されていますね」
さて、昨日の、
ちょっとおさらいをすると
西洋医学では、西暦100年ころに
ギリシア人の医師により
発見されていたものの、、、
日本では、ようやく
江戸時代中期になってから
宇田川玄真により
「膵臓」と命名されました。
それから、
200年余りが経った現在
膵臓が原因で、発症する病気。
例えていえば、糖尿病ですが。
恐るべきことに糖尿病の総患者数は
平成26年現在、316万6,000人。
※
心疾患 :172万9,000人
がん :162万6,000人
脳血管疾患:117万9,000人
(倍近い数字です、、、)( ;∀;)
しかも、
厚生労働省が3年ごとに
実施している「患者調査」の
平成26年調査によると
男性176万8,000人
女性140万1,000人
前回の調査に比べて
つまり、わずか3年の間に
男性で約30万人
女性で約20万人
増加しました。
(ん~ん、これは
大変なことですよ、、、)
また、ちらっと聞いた話しでは
糖尿病は、予後が
読みにくい病気だそうです。
がんのように、手順を追って
悪化していかずに、、、
いきなり失明したり
足の先が腐り始めたり
するようなこともあるそうで
「サイレントキラー」といって
恐れられているそうです。
この糖尿病の原因の1つになる
インスリン(インシュリン)の分泌に
かかわっているのが膵臓です。
※インスリン
ブドウ糖をエネルギーに変える
ブドウ糖を蓄える
→血糖値のコントロールや
エネルギー確保をする
したがって、インシュリンの分泌が
何らかの原因で「バグ」っている状態
と、いうわけですね。
と、いうことは
この「バグ」っている状態の体を
人体力学的に診ていくわけです。
すると、胸椎8番、9番の動きが
悪いことが多いようです。
※「食べすぎ」「飲みすぎ」と
いうことです。( ;∀;)
また、膵臓は、
ホルモン分泌の働きだけではなく
消化液を分泌する働きもする
働き者なのです。
トリプシン、アミラーゼ、リパーゼなどの
消化酵素を出すことにより
食物を消化する働きです。
さらに、消化に関して
どれぐらい時間が
かかるか調べてみると?
たんぱく質>脂肪>炭水化物
なのです。
つまり、米、パン、パスタといった
炭水化物が最も消化しにくいのです。
と、いうことは、
これらのものを食べると
膵臓が疲労するといういうことです。
だから、世間では
炭水化物ダイエットが
流行るのですね。
しかし、炭水化物は
人間が生存するうえで
欠かすことのできない栄養素です。
これを、不用意に「カット」したら
大変なことになります。
※ライザップのリバウンド
だから、いきなり極論的に
そういうことをするのではなく
日ごろから、「体の要求」を知り、
「お腹が空いてから」食べるといった
生活に変えることが大事だと思いますね。
追伸
今日のような「毎日が宴会」といった
食生活は、平成になってからですよ。
ほんの350年前は、
朝晩の2食だったのですよ。
※ 一日三食が一般に
行われるようになったのは、
元禄年間(1688年~1704年)の時
つまり、人間の消化に関する進歩が
現在の毎日宴会の食生活に
付いていっていないのです。
そのために、消化活動を
している臓器が疲れ果て、
その結果、バグって
厄介な病気を作り出しているのです。
参照:
『内臓を強くする整体法』井本邦昭
- コラム, 整体よもやま話, 消化器
- 膵臓、 宇田川玄真、糖尿病、心疾患、がん、脳血管疾患、厚生労働省、サイレントキラー、インシュリン、ブドウ糖、血糖値、人体力学、ホルモン、胸椎8番、胸椎9番、トリプシン、アミラーゼ、リパーゼ、消化酵素、炭水化物、脂肪、たんぱく質、毎日が宴会
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