本来なら、この時期は
ちょびっとずつ春になっていく
なんとも「わくわく」する季節。
それを昔風のことばで言えば
「三寒四温」と、言う。
3日、寒い日が続き
4日、暖かい日が続く
と、いう具合に、
徐々に「春」になっていったのだが、、、
残念ながら、今年は「そう」ではない。
急に暖かくなったり
急に寒くなったりする、、、
しかし、自然界をみてみると、
通勤路では、白梅が
「ここ」とばかりに咲き始め
昨日は、もう満開直前だった。
と、いう具合に
植物の立場から言えば
もう「春」なのに、、、
人間の立場からすると
そうでもない感じだ。
まぁ~それだけ、人間と自然界との
かい離が進んでいるともいえる。
鈴木も、昨日、朝
道場へ行こうと自宅のドアを開けたら
外気があまりにも寒いので、、、
(寒い、、、)と、思ったら
くしゃみが5発、連発した。
その後、透明な鼻水が出た。
そして、両目が、涙でいっぱいになる。
体のことを知らない人がいたら
きっとこう思うだろう。
鈴木さん、風邪を引かれたんですか?と。
しかし、そうではないのです。
想定外の寒さに
「肺」が付いて行けずに
「ストップ」をかけたのです。
「鈴木さん、言っている意味が
わからないですよ、、、?」
ここで、「肺」の立場になると
よくわかるのですが、、、
「肺」は外気中から
酸素を得ようとしている機関です。
そこへ、春、夏、秋と違って
冷たい酸素が入ってきたら、、、
そりゃもう~びっくりしますよね。
そこで、
くしゃみをして、肺の細胞に
刺激を加える。
その刺激による振動の結果、
肺の細胞が緩んで
血行をよくするのです。
そして、肺の働きは正常になり
これで、冷たい酸素の流入、OK!
と、なるのです。
「鈴木さん、そんな話し
聞いたことがありませんよ、、、疑わしい」
「でも、その証拠に、そのくしゃみは
15分後には止まったわけです。
もしですよ、仮に
肺に何らかの異常があれば
そのくしゃみは、止まらないですよね。
だって、異常があるのだから。
でも、止まった。
なら、肺に異常はないという
証拠にはなりませんか?」
追伸
まぁ~要するに「順応」するために
くしゃみ、涙目になったわけです。
この「順応」する力を、
自然治癒力ということもできます。
つまり、体がいい方は、
順応することによって
冷気を「肺」に
直接、流入しないことによって
「肺」の細胞を守ったのです。
反対に、体が鈍い方は、
そういった順応力を
発揮できない。
その結果、冷気を
もろに「肺」が受けてしまい、
健康が損なわれるようになるのです。
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