20161001 讀賣新聞朝刊社会欄
「青春の門」来年再スタート
(えっ、、、ホントか!)
このニュースを目にした時
心底びっくりしました。
記事によると、84歳の五木寛之さんが
23年ぶりに「青春の門」の続編を書くらしい。
あの伊吹信介が、どう成長したのか、、、
人生をどうやって乗り越えてきたのか、、、
いろいろ興味は尽きない。
あなた「鈴木さん、なぜこんなに
青春の門の続編にこだわるのですか?」
鈴木「そうですねぇ~。
この本には、少なからず因縁が
あるからなのです。
この本と出会ったおかげで、
すっかり自分の人生が
変わってしまったんです。」
あなた「鈴木さん、大げさですよ。」
鈴木「そうかもしれません(汗)」
でも、そのきっかけになったのは
間違いないのです。
確か、この本を初めて読んだのが
昭和57年9月。17歳のころ。
ある同級生の女の子が
一生懸命教えている
先生の授業を完全無視して
ある文庫本を一心不乱に読んでいるのです。
鈴木は、小学校の先生になるのが
夢だったぐらいですから、、、、
体制派、というか、お上には
逆らわないことをモットーにしていました。
先生には決して逆らわず
つまり、先生が御しやすい
「いい子ちゃん」だったのです。
だから、その時も
鈴木「●●さん、先生がかわいそうじゃないか。
今すぐ、やめろよ」
と、心の中で思いました。(弱気)
しかし、●●さんはやめません。
次第に、心の中で
(本って、あんなにおもしろものか?)と。
鈴木は、それまで本が嫌いでした。
図鑑は好きなのですが、、、
甘っちょろいことを書いた
童話、小説、寓話は大嫌いでした。
徹底した現実主義者です。
授業が終わった後で、
●●さんに聞きました。
鈴木「ねぇ~、さっきから何読んでるの?」
●●さん「五木寛之の青春の門」
鈴木「おもしろいの、、、」
●●さん「うん、おもしろい。
少なくとも授業よりはね」
思いついたら即行動の性格は
昔から変わらず
速攻で学校の図書館へ、、、
しかし、目指す本は、
学校の図書館には置いてなかったのです。
小遣いが少なかったので
本屋で「買う」という選択肢は
始めからなく、
近くの図書館へ行って
ようやくゲットしました。
その晩、読み始めました、、、
・・・・・・
永年温めていた
「小学校教師」という夢は
頭の中からすっぽりと落ちたのです。
そして、、、右往左往し
今は、整体をやっているのです。
人生って、不思議ですね。。。
追伸
『青春の門』は、当時の私には
ちょっと艶っぽかったですね。
赤面しながら読んだ記憶があります。
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