今日の話はいかに潜在意識が
強力かという話し。
これは整体を始める前の
仕事でのこと。
損害保険代理店の頃。
この仕事は、ある損害保険の会社と
代理店契約を結ぶ。
その後、その会社の商品を
売ることによって、コミッションをもらう。
当時から、「保険」を売れるようになったら
なんでも売れるようになると言われていた。
そりゃ~そうですよ。
その頃の保険商品は
どの会社で入ってもいっしょ。
つまり、どこに入っても
保険の効用はいっしょだからね。
だから、売れるかどうかは
その営業マン次第と、いうことになる。
しかし、「ビッグバン」と称する
メガトン級の「外圧」には
大蔵省がメンツをかけて
最大限阻止しても焼け石に水だった。
その後、あなたもご存知のように
日本の穏健な金融制度を
めちゃくちゃにぶちこわした。
13行あった都市銀行は
今では4つだからね。
それは、その後の話し。
今日は、その話はしない。
と、こんな状況で
鈴木はぬかに釘を打つ
泥臭い営業をして
いくばくかのお金を稼いで
生活していた。
ある時、自動車保険を
もらった契約者から
一本の電話があった。
(大体、契約者から電話がある時は
ロクなことがない、、、)
契約者「鈴木さん、事故を起こしました。
今、現場です、、、相手が倒れています」と。
鈴木「すぐに、救急車と警察をよんで下さい」と、
わざとゆっくり応えた。
それは安心させるためにね。
その事故の詳細が
わかったのは次の日のこと。
で、契約者から再度お話を伺うと
契約者「鈴木さん、昨日は緊張して
あれだったから、、、
わからなかったけど、
自分の車と相手とは
全く接触していなかったんだよ」
鈴木「ん、(意味が)よく、わからない、、、」
契約者「確かに、●●町の横断歩道の直前で
車を止めた時。
その人は自転車に乗って
横断歩道を渡っていたのは確か。
こっちが急に止まったから
びっくりして転んだ。
でも、接触してはいないんだ」
鈴木「相手の方はどんな様子でしたか?」
契約者「すぐに起き上がって
あっ、大丈夫です、って
言ってたんだけど、、、
(大したことにはならないようだ)
鈴木「で、警察はなんて言っているの?」
契約者「相手がけがしたって言うから
いちおう人身事故扱いにするよ、って。
後は、当事者同士で話し合ってくれって」
しかし、その1週間後
相手から電話があった。
すると、「あっ、大丈夫です」と
言っていた彼は態度を豹変。
なぜか、会社も行けない
自宅静養になっていた。
・接触もしていない
・ただ転んだだけ
だったのに、、、
と、言おうかと思ったが
横断歩道上での事故は
車が100%悪い。(過失相殺の判例によると)
のを、知っていたのと
本人が「痛い」と言ったら「痛い」ので
(まぁ~長くても10日ぐらいだろう)と、
思い、その後、経過をみることにした。
ところが、そうはならずに、、、
この事故は1年後裁判沙汰にまで
進んだのだった。
(2)に続く
追伸
整体を勉強した今では
よくわかるのですが
この「あっ、大丈夫です」君は
心ない人から知恵をつけられていたのです。
後で知ったことですが、、、
その知恵がもたらす空想が
彼の潜在意識の中でムクムクと育ったのです。
(働かなくても、お金をもらえる)といった。
そして、医者が苦心してつけた病名
「突発性てんかん」に依存して
本当に動けなくなったのです。
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