証拠1
先日、太宰治さんの実家である
津軽の斜陽館に行った。
とてつもなく大きな家だった。
入口から入った土間では
野球場で見かけるブルペンが入る規模。
バドミントンをしてもシャトルが
天井に当たらないのではないかと思う高さ。
生活には、まったく困らないから
彼は、夢見がちな少年時代を過ごし
そのまま小説を書いたのだと思う。
証拠2
江戸時代のお殿様。
江戸の初めの頃は、殿さま自身が
自ら治める領地の政治をしていたそうだが、、、
時代が、戦争も無い時代になると
政治は部下に任せきりになった。
岡山藩主である池田家5代である
治政(はるまさ)は、外様大名であるから
幕政を担当しないから、さらに暇だった。
時間があり余っているので
趣味に傾注する時間は
必然と多くなる。
何でも10,000時間を掛けると
プロになれると言う最近の学説もあるから
当然、彼が好きだった書画の腕前は
プロレベルに達したのだった。
証拠3
ピカソは、絵の才能もあったが
その絵の売り方もとても上手だった。
絵が売れ始めた頃から、、、
彼は、絵が完成すると画商を何人か呼んで
絵を買ってもらったらしい。
画商たちは、現在のオークションのように
値を釣り上げられ、しぶしぶ高い値で購入したのだった。
追伸
このように、芸術は暇な人が編み出すのです。
生活費を作る必要なことが無い人は
そのまま、自分の好きなことをして
行ってもらいたいものです。
それが、芸術の進歩になるのでしょうね。。。
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