<経済の自立がなければ、精神の自立はありえない>
→「お金」のやりくりに日々、
頭を悩ましていると
「何も」考えることができなくなる。
例えば、明日、何を食べれるだろうか?
と、必死になっている時に
「いいアイデア」が浮かぶはずがない。
つまり、「お金」のある無しは
とても重要なことなのです。
昔、紀元前のギリシアで
あれだけの文化が生まれたのも
「奴隷制度」があったからだ。
身の周りのことに
煩わせなくなったから
時間がその分だけあまる。
その余った時間に、
ギリシアの人は「どうでもいい」ことについて
とことん考え「文化」が生まれたのです。
<それは自分が月々もらう
給料の4分の1をそっくりそのまま貯金し、
残る4分の3で生活するというものだった>
→はじめから、給料の4分の1を
なかったものにする、ということ。
人間、弱い生き物だから
こうでもしないと「貯金」など
できないということだろう。
つまり、自動的に「貯金」できる
システムを組んでおかないとダメということ。
<25歳で蓄財を開始した博士は、
40歳のときには大学でもらう給料より
貯金の利子や株の配当のほうが多くなった。>
→この15年の間に貯めたお金が
元手になって、複利というマジックによって増えたのだ。
この際の、キーワードは「複利」
月利3%とする、
毎月の貯金学100,000円
1月目 103,000円
2月目 209,090円
3月目 318,362円
4月目 430,912円
5月目 546,840円
6月目 666,245円
と、なるのです。
<経済的な自立が強固になると、
勤務のほうにもますます励みがつき、
学問と教育の職業を道楽化して、
ますます面白く、人一倍働いたものである>
→世の中のトラブルは、95%が「お金」の問題。
日本が、昭和40年代の「いけいけ」の頃は
離婚率も少なかった。
亭主は、いつも仕事と称して
盛り場をほっつき歩いていても
会社からは、ちゃんと交際費との名目で
残業代が払われる。
月末に、その残業代が
しっかりと払いこまれていたから
奥さんは、「まぁ~しょうがないわね」となる。
でも、今はどうか?
主人が、深夜、遅く帰ることが多い。
でも、収入が増えていないとなれば
誰だって、「?」となる。
「お金」が入らないと
生活が寂しくなっていくのだ。
<毎日1ページ分以上の原稿を書くことだ。
博士が生涯で370冊以上の本を書けたというのも、
原稿を書くという作業を自分にとっての娯楽に
変えてしまったからに他ならない。>
→習慣といえば、それまでだが、、、
はじめは、毎日1ページから始まったのですよ。
30年毎日、書き続けたら
1×365×30年=10,950ページ
<お金というものは雪だるまのようなものである。
初めのうちはほんの小さな玉であっても、
しっかりした芯があれば、
あとは面白いようにどんどん大きくなるものである>
→世界一の資産家である
W・バフェットも同じことを言っている。
彼は、自分が最も得意とする
「投資」だけを10代から80代まで
ずっと続けている。
有名な出版社からの
「自伝」執筆の依頼も断った。
それでも、つい最近、
最も信頼するライターが、
書いたものを「しぶしぶ」承諾した。
そのタイトルが、『Snow Ball』(雪だるま)
<数学の岡潔博士は、
「若い頃は血反吐を吐くくらい
暗記しないと頭は伸びない」と、語っている。>
→「ゼロ」からは、何も生まれない。
ベースになっているのが
基本的な知識なのだ。
文化、宗教、詩歌、、、
※だから、鈴木はこの歳になって
今までの怠慢を取り戻そうと
古典を「音読」して丸暗記している。
<天才とは勤勉さである。>
→勤勉さ=持続する力
だと、思っているので、、、
5年日記、ブログを書いているのです。
イチローも同じことを言っている。
「結局は、毎日の積み重ね。
同じことを、毎日、毎日繰り返す。
そこから見えるものが
自分を変えていく」
追伸
整体の勉強も21年目に入った。
21年といえば相当長い。
しかし、このごろになって
気づいたことがたくさんあるのです。
※そんな時は、ほんとうに
「うれしい」ものです。( ^^) _U~~
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