-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]

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09.19 齋藤孝『 語彙力こそが教養である 』男と女がすれ違う理由

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今日は、

齋藤孝『 語彙力こそが教養である 』を
読んでブログを書いています。


※語彙力(=ごもうりょく)とは
ボキャブラリーのこと。

 

例えば、

逼迫する(=ひっぱくする)とか
抹殺する(=まっさつする)とかは、

言葉自体に「パワー」がある。


「字」を見てもわかるが、、、

難しそうな字だしね。(苦笑)


逼迫するは「急激に迫ってくる」
イメージを読む人に与える。


抹殺するは「永久に葬られる」
イメージを読む人に与える。

 

このように、実際に

これらの言葉を使われると、
無意識に様々なイメージが湧くでしょ。

 

つまり、「語彙力」を
使うことにより、、、


読む人に、勝手に「イメージ」を
植えつけることが可能になるのですね。


ちょっと話しは変わるが、、、


鈴木は、1年半前から
中国古典集を音読しているのですが、、、


さすがは「漢字」の国。


使われる言葉が、
とても奥行きが深いのです。


だから、ある新聞記事を翻訳した場合

中国語が、一番「短い」のです。

 

なぜなら、漢字自体に「意味」が
含まれているから。


そのため、中国では昔から
「小説家」よりも「詩人」の方が
評価が高いのですね。

 


<日本語の語彙は、
他言語に比べても非常に豊富である。

そのため、レベルの差が開きやすく、
語彙力にギャップがある者同士だと
コミュニケーションが円滑に回らなくなる>

→「語彙の豊富さ」という点で
まず思いだすのは吉川英治の作品だ。

彼の作品の語彙は、非常に難解だ。

だから、彼の作品は「読みにくい」。


しかし、「読みにくい」からこそ

反対にイメージが具体的に
豊堯(=ほうぎょう)に
浮かんでくるのかもしれない。


つまり、「想像力」をかきたてられ
彼が紡ぎだす物語に
引きずり込まれるのです。

 

<語彙が豊かになれば、
見える世界が変わる>

→旧約聖書の一番初めのところ。

『創世記』でも、

「まず、ことばありき、、、」
から始まるからね。


つまり、人は「言葉」で
世界を構築し認識しているのです。

 

次に出す例は、、、

 

<デザイナーの原研哉さんは、
次のように述べている。


「ある企業にて、
工場で働いている人たちの
仕事の能率があまりに悪いので、

試しに国語のテストをしたら、
びっくりするくらい語彙が少なく、
成績がよくなかった。


たしかに、

『うぜーな。メシいこうぜ。
マジっすか?』

くらいの言葉で
済んでしまう世界がある。


それはマズいと思って、
その企業は国語教育を
はじめたんだそうだ。


それで、彼らが国語が
少し面白いと思い始めたあたりから、

俄然、仕事の効率がよくなった」>

→これを「整体」に
置き換えてみると、、、


整体を勉強して
20年経過している鈴木は、、、

井本先生、先輩の方々とは
共通の価値観を、持っているから、
話しが通りやすいのです。


※共通の価値観
=整体で使われる言葉に対する定義

 

(あぁ~きっと、
こんなニュアンスなのかな?)と、

理解しあえるのです。

 

でもね、、、

鈴木が、患者さんに向かって
その「価値観」を持ち出すと、、、

「大変」なことになるのです。(涙)

 

鈴木が言ったことが

すべて、鈴木が思っていなかったほうへ
「ミス・コミュニケーション」されて
「誤解」を産むのです。


この「誤解」をいくらでも
少なくしたいために、、、


鈴木は、毎日、
ブログを書いているのです。


わかりづらくなってきたので、、、
整理してみます。


例えば、世間では、

・咳をする
・下痢をする
・くしゃみをする

と、いった排泄行為を
「病気」として認識し
何とか止めようとする。


でも、体の立場から考えれば
「生存」し続けるために必要だから
そのような行為をしているのです。


と、いう観点に立てば、、、


「見えてくる世界」は変わる。

 

 

追伸
使用する「言葉」の定義が
統一されていないと

このように「ミス・コミュニケーション」を
引き起こすことになるのです。


ですから、使う言葉の語彙力の
質の良しあしによって

話しが通る場合と
通らない場合とが生じるのです。

 

 

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