今日は、プロ野球で
中日一筋で50歳まで現役を続け
歴代16位の通算219勝を上げた
山本昌さん(58歳)の話し。
彼は、中日入団後、
4年間勝つことができなかった。
本来なら、解雇対象選手ですが
ここで指揮官が星野仙一監督に変わり
アメリカで勉強するようにと言われた。
アメリカへ行くまでは、
本人曰く
「僕はX脚でがに股という
特殊な下半身の持ち主。
ボールを投げ込んだ時に
左の膝が開きストレートの速度が出ない」
これって、プロで投手として
活躍するためとしては致命的。
ところが、、、
「ボールを投げ込んだ時に
左の膝が開く状態で
スクリューボールを投げると
変化が大きいということがわかった」
※スクリューボールとは、
外に逃げて沈んでいくボール。
打者にとっては打ちづらいボール。
つまり、、、
X脚でがに股であると
左の膝が開きやすい。
ストレートの速度は出ないが
スクリューボールはよく変化する。
そのことに気付いた。
その後は、それを武器に
歴代16位の通算219勝を上げたのです。
追伸
要するに、、、
自分の体形にあったボールが
必ずあると言うこと。
これは、プロでない一般の人にも
同じことが言えるでしょうね。
ネガティブなところを否定するだけでなく
それを活かす方法を考えるということですね。。。
関連記事
- 2018.02.14
気配を感じて操法を終了する - 2019.10.24
ぶどうの「巨峰」を食べて思うこと - 2018.07.12
「あなたのことを思っているから、あえて言う」これはかなり危険なことばです - 2021.01.28
飛距離が金で買えるなら野球は楽しい - 2017.02.09
あなたは最強の人です - 2019.04.23
プロフェッショナルの考え方(前田健太の場合)