さて、今日は残る2作品。
『鉄道員(ぽっぽや)』
『あなたへ』
まず、『鉄道員(ぽっぽや)』だが、、、
このロケ地は「幾寅駅」
7月の頭に行ったのに
風が強く寒かった。
北には、大雪山を始め
北海道で最も寒い箇所に当たる。
昭和40年代までは
石炭産業が盛んであり
その結果、人口も多かったらしい。
しかし、今、その当時をとどめる
姿は無いのが残念である。
この作品は、ディーゼル機関車が
はるかかなたを直角に曲がり
駅へと向かうなか
駅長扮する高倉健が
ぶ厚い外套を着て
迎える姿が印象的だ。
この映画に、九州から流れてきたという
父子がいる。
この父親役を演じたのは
コロナで惜しくも急逝なされた
志村けんさんだ。
最後に、『あなたへ』
この作品だけは、
北海道が舞台ではない。
富山県のある刑務所で
刑務官を演じる高倉健さん。
病身の妻を演じる田中裕子さんが
亡くなる前に
「私の故郷である
九州の平戸島の薄香湾に行って
散骨してほしい」
と、言う死後、届いた手紙から
自宅にあるワゴン車を人1人
寝泊れるように改造した高倉健さんは
九州の平戸島の薄香へと向かうのだった。
薄香は、平戸島の北側に位置する
小さな漁港だった。
人口200人にも満たないであろう町。
追伸
文化勲章を頂いた時には
他の同年輩の受賞者に
気を遣っているのが感じられた。
「健さんらしいなぁ~」と思ったが
その後、あっという間に
亡くなってしまった。
もっと長生きしていたら
昨日、今日の2日で
紹介した映画4作品より
きっと「いい映画」を
作れたであろうに
と、思うと残念である。
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