![-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]](/wp-content/themes/yoshimi-seitai/images/logo.png){kind=logo}
ふぅ～と、一息ついて
3ーCの席に着く。
（間に合ったか、、、）
先ほど買った
サッポロ黒ラベルのロング缶を開ける。
ぷしゅ～っ、といい音を立てる。
ゴクゴク、、、（はぁ～、うまい！）
そこへ、車内アナウンスがあった。
声の気が沈んでる。
（何かあったなぁ～）
「お客様にお知らせいたします。
さきほど午後４時１０分ごろ、
静岡－浜松駅間で停電が発生し、
上下線で一時運転を見合わせております。
ただいま原因を鋭意調査中です。
今のところ、復旧のめどはたっておりません」
※16時22分
（やっぱり、そうだよなぁ～）
（動き出すまでに、最低2時間はかかるだろう）
（最悪、この新幹線が動かなければ
今晩は京都に宿泊する。
しかし、明日の6時台の上りに乗れば
月曜日の予約の患者さんの
時間には間に合うなぁ～）
と、考えた。
なら、この停電は、想定外だけれど
まぁ～最悪のケースでないので
まずは、安心した、ビールを飲みほした。
そういえば、、、
このアナウンスをした車掌さん、
どうも気の弱そうな方らしい。
しゃべっているうちに
語尾がだんだん弱く
か細くなっていく。
その後も、15分おきに入る
アナウンスの声が
どんどんとか細くなっていく。
最後には、アナウンスの
第一声を聞くだけで
（復旧のめどはたっていない）
のが、わかるほどだった。
※心の様子が、如実に
声に出るのがよくわかった。
それから2時間ほどして
車掌さんを見かけた。
身長180センチ近く、横幅も大きい。
見るからに、力持ちだけど
心は優しいお兄さんといった感じだった。
しかし、新幹線の運転が
復帰した後だったのだろうか、、、
自信を取り戻したのだろう。
胸が張れて、晴れ晴れとした感じだった。
※整体指導者は、どんな時も勉強ですね
それから待つこと、
予想通り2時間、、、
京都駅をす～っと発車した時には
車内で拍手が起こったほどだった。
しかし、京都駅を過ぎても
下りの新幹線といっこうにすれ違わない。
つまり、「下り」は動いていない。
当然、東京～博多間の線路上は
新幹線の車両でいっぱいのはずだ。
※新幹線のダイヤの過密ぶりは有名
と、思っていたら
米原駅で運転のスピードが鈍り
臨時停車とあいなる。
（まぁ～しかたない、、、
なるようになるさ、、、）
それからは、一度も止まることなく
新横浜駅に着いた。
実は、新横浜駅に着く直前
さっきの車掌さんの声が聞こえた。
「京都駅を、発車してから
遅延が2時間を超えましたので
特急料金は全額返還させていただきます」
「改札に入れた切符に
遅延、特急料金返還と印字されるので
みどりの窓口にお出しください。
精算させていただきます。
なお、期限は1年間です」
追伸
これが、『新幹線停電事件』の全容。
待っている間は、「不快」だったが
終わってみれば、「いい経験」だった。
そういえば、井本整体のセミナーの際に
鈴木は、2度、交通トラブルに巻きこまれた。
1度目は、13年ほど前の「北海道セミナー」
濃霧のため新千歳空港に
着陸できず羽田へUターン。
片道の切符で3回も飛行機に乗れた。
飛行機大好きの鈴木にとっては
3倍おいしい濃霧だった。。。
2度目は、7年ほど前の「福岡セミナー」
帰宅する時に、台風直撃のため
飛行機が全部止まった。
博多駅から新幹線で帰るも岡山駅どまり。
駅前の、東横インに泊まる。
翌日は、やけになって大阪に立ち寄り
1日中、難波、梅田、通天閣といった
繁華街で飲み食いして帰った。
楽しかったなぁ～
つまり、何事も「考え方」次第で
どのようにでもなるのですねぇ～。
ちなみに、その日のうちに
特急料金￥5,380 を
横浜駅のみどりの窓口で清算しました。
その際、受付対応をしていた主任さんは
立ち上がり、頭を下げながら
「ご迷惑をおかけしました」と言って
精算金を手渡してくれました。
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