最後の患者さんの
操法を終えてから
掃除をし、自宅に戻る。
その後、風呂に入ってから
自室に戻り、両方の手首を観察する。
まずは、、、
右の手首を
左手で挟んでみる。
その後、右手で
左の手首を挟んでみる。
これは、手首の締まりがあるか
どうかを確認している。
その後、、、
左手で、右の手首から
肘に向かって挟んでいく。
次は、右手で
左の手首から
肘に向かって挟んでいく。
これは、前腕にある2つの骨の
開き具合を見ている。
その間、わずかに6秒。
「鈴木さん、6秒でわかるのですか?」
「6秒だからわかるのです」
と、言うと、、、
皆、不思議に思うようだが
本当は、それでも遅いぐらいなのです。
だって、、、
自分の体がかゆい時には
みな1秒でそこを掻いているでしょ。
それと、同じ。
整体は、「瞬間の技」なので
その6秒の間に、
違和感を感じなければ
異常がないとも言える。
反対に、違和感を感じれば
「そこ」が異常であり
問題ありなのです。
追伸
その異常点を感知してから
ようやくその理由を考えるのが
プロの常道なのです。
と、言っても、、、
1分経ってからではなく
数秒後には、その理由を感知しているのです。
話しを戻すと、、、
手首は、胸椎3番、4番と関係が深い。
手首が硬い、手首から
肘に向かって硬い時は
今日の操法は、
小手先でやっていた時ってこと。
腰を使えていないから
胸椎3番、4番が硬くなった。
その結果、手首が硬くなったのです。
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