右足の親指が「じんじん」と痛むので、、、
(痛風かな?)と思い
病院へ行って、血液検査をした。
その結果、「痛風じゃありません」と言われ
薬を服用しても改善しないという
患者さんがお見えになった。
「●●さん、痛風じゃなかったんですか?」
「痛風じゃなかったのですが、、、
その後、処方された薬を飲んでも
痛みは解消されないので、、、
こちらに伺ったわけです」と、言う。
「そうですか」と、言って
お体を拝見する。
右足の親指を診てみる。
引っ張ってみたりするが伸びにくい。
(あぁ~きっと、これを言っているのだろう)と、感じ
「この指のこの変が、
痛くなるのではないですか?」と、
聞くと、そうだ、と言う。
親指なので、足首の可動性を診てみる。
動きにくい。
次に、くるぶしの下がりを診てみる。
すると、明らかに外くるぶしが下がっている。
(なるほど、この外くるぶしが下がったために
親指に痛みが生じたのであろうと、診断する)
とりあえず、この下がった外くるぶしを上げる。
これだけでも、痛みを
解消するのには十分なのだが、、、
それだけでは、いずれ又、下がるので
次に、なぜ、これが下がったのか?
そのおおもとの原因を探っていく。
すると、右足の股関節のこわばりが
尋常でないことに気付く。
と、いう具合に、
痛みが出たのは足指であろうが
痛みをただ取るだけでなく
おおもとの原因を探っていくのが
井本整体のやり方なのです。
結局、この方の場合
右腕を使いすぎたために
右の肋骨が下がり、
右の腰に負担がかかり
結果、右の股関節に負担がかかり
右の親指が硬直し、痛風みたいな症状を出した。
追伸
自宅でやるなら足首を回し
足湯をして足首を緩める。
余裕があれば右の股関節の
体操をすればこの症状は軽くなる。
関連記事
- 2018.06.20
むずむず症候群の真の理由?(上) - 2019.10.10
右足のすねが冷えるという男性(60代) - 2017.10.03
JALの機内で男性が速攻で靴を脱いだ真の理由 - 2020.04.10
ストレスによる脳の過敏 - 2018.09.18
足先が冷える男性 - 2020.06.04
歩幅が狭い70代の女性